広報広聴検討分科会視察報告

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ページ番号1015093  更新日 令和5年2月28日

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令和4年度

日程

令和5年1月30日(月曜)~1月31日(火曜)

視察先及び目的

1月30日(月曜)静岡県富士市 「議会の広報広聴活動の取組内容について」

1月31日(火曜)神奈川県秦野市「議会の広報広聴活動の取組内容について」

概要

静岡県富士市「議会の広報広聴活動の取組内容について」

 富士市では、「議会モニター及び議会モニター会議について」、平成23年度から実施し、議会への関心を持ってもらうとともに議会運営の疑問点などを聴き、議会改革に繋げています。

 「議会報告会について」は、平成23年度から平成30年度までは、全ての地区まちづくりセンターで実施できるよう6班編成で、令和元年度からは常任委員会単位で実施しています。説明資料の作成や会場設営等の準備を議員自らが行い、議会の仕組みや決算審査、決算における事業評価等を中心に説明しています。その後、常任委員会ごとで設定したテーマでグループワークを行い、市民からの意見は常任委員会ごとに報告書としてとりまとめ、市長に提出しています。

 「高校生との懇談会について」は、政治や選挙をより身近に感じてもらいたいという高校側からの要請により平成28年度から実施しています。懇談会では、高校生が特定のテーマについて与野党に分かれてディベートを行い、議員はアドバイザーとして参加して意見を述べるとともに、その後、フリートークを行っています。

 「市議会だよりについて」は、年4回、約93,000部を発行しています。編集の主体は議会広報委員会の5人で、各会派から1人選出され、特集ページのほか、最終ページの「議員ふじさん歩」等の各種コーナーを担当しています。委員会審査の記事を充実させたいとの考えから、平成25年度から一般質問の記事を質問項目の一覧表のみとしています。

 「その他、広報広聴に関する取組内容について」は、市公式SNSやコミュニティFMを活用し、会議日程のお知らせなどを行っているとの説明を受けました。

富士市での議会の広報広聴活動の取組内容の視察の様子の写真

富士市での議会の広報広聴の取り組みの様子を視察
静岡県富士市での視察

概要

神奈川県秦野市「議会の広報広聴活動の取組内容について」

 秦野市では、「出前講座について」、平成28年度から議会や議員のことを知ってもらうため、市内在住・在勤・在学の団体やグループを対象に実施しています。出前講座では、議会の仕組みについて説明するほか、要望に応じて選挙管理委員会と合同で開催し、選挙の説明や模擬投票も実施しています。

 「議会報告会について」は、平成24年度から実施し、これまでに手法を変えながら計9回開催しています。平成30年度からは、常任委員会ごとに所管事項に関係する団体と事前にテーマを設定し、意見交換形式としたことで協議の内容がより深化し、有意義になっているとのことでした。令和3年度は、事前にテーマを設定せず常任委員会ごとに所管事項に関係する団体との意見交換を行い、意見・要望等はとりまとめて議長から市長に要望書として提出しています。また、令和4年度は、令和3年度と同様に開催していますが、常任委員会ごとに政策提言書を作成し、年度内の提出に向けて最終調整を行っているとの説明を受けました。

 「夏休み子ども議場見学会について」は、平成28年度から実施し、対象は小学3~6年生とその保護者で、夏休みに実施しているため、自由研究の題材とする児童も多いとのことでした。

 「市議会だよりについて」は、年4回、約55,000部を発行しています。編集の主体は議会報編集委員会の11人で、正副議長並びに議会運営委員会委員で構成され、表紙の写真は、高校の写真部の作品を掲載しているほか、1枠2万円で有料広告も掲載しているとの説明を受けました。

 「その他、広報広聴に関する取組内容について」は、議員自らがアプリで作成したマンガにより議会の役割等について、ホームページや市の公式ライン、ツイッター等で発信しており、令和4年度には議場で市民団体による議場コンサートを実施しているとの説明を受けました。

秦野市での議会の広報広聴活動の取組内容の視察の様子

秦野市での議会の広報広聴活動の取組内容を視察する様子
神奈川県秦野市での視察

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