まつ毛美容液による危害が急増!
「まつ毛美溶液」に関する相談のなかには、疾病(危害)を受けたという相談が寄せられています
相談情報の概要
国民生活センターのPIO-NETには、「まつ毛美容液」に関する相談が、2015年度以降で2,140件寄せられています。
その相談のうち、身体にけが、疾病(危害)を受けたという相談(危害情報)は、381件寄せられています。
40歳代から60歳代が全体の約8割を占めています。
眼科医師の診断を受けたところ、角膜潰瘍をおこしており手術を要したという事例もあります。
まつ毛美容液について
直接、まつ毛の生え際に塗布する商品で、はりなどを与える等の効能をうたっているもののほか、育毛の効能効果等をうたっているものもみられます。
現時点(2019年7月末時点)では 医薬部外品 として承認され た「 まつ毛美容液」はありません。
〈消費者へのアドバイス〉
医薬部外品の 育毛剤は、頭髪用のものです。
まつ毛への効能効果が承認されたものではないので、 まつ毛に使用しないようにしましょう。
まつ毛美容液を使用して、違和感があらわれた時は、使用を中止し、症状によっては、眼科医などの受診をしましょう。
国民生活センター;「まつ毛美容液による危害が急増!」〈外部リンク〉