梅の見どころ
臥竜梅(がりゅうばい)公園 (伊勢市御薗町新開)
市の天然記念物に指定されている梅です。
枝が低く伸び、まるで竜が横たわっているかのような姿をしていることから、この名がつけられました。
臥竜梅の花は、紅白の八重で、1つの花にめしべが多数あり、2月~3月にかけて実を多く結びます。
「座論梅(ざろんばい)」または「八房(やつふさ)の梅」とも呼ばれています。
離宮院公園 (伊勢市小俣町本町)
JR宮川駅の南に、かつて斎王が斎宮から伊勢神宮へ向かう途中に立ち寄る宿泊所があった離宮院跡があります。
離宮院跡に整備された公園内には、約30本の紅白の枝垂れ梅が植えられ、市民の憩いの場として親しまれています。
久昌寺前 (伊勢市矢持町)
壇ノ浦の合戦で敗れた平知盛が創建したと伝えられる久昌寺の前には、菖蒲川沿いに約30本の梅が咲きます。
久昌寺は、三重梅花百観音霊場の第15番霊場にもなっています。
櫲樟尾(くすお)神社旧社地 (伊勢市楠部町)
四郷小学校の南西側に位置する高台にある、かつて神社があった旧社地には、数年前に約200本の梅が植えられ、春が近づくと若木にきれいな花がほころびます。
梅園内には東屋やベンチが設置され、ゆったりとくつろぎながら梅の花をめでることができます。