教育民生委員会視察報告

Xでポスト
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページ番号1014885  更新日 令和6年7月16日

印刷大きな文字で印刷

令和6年度

日程

令和6年5月20日(月曜)~5月22日(水曜)

視察先及び目的

5月20日(月曜)静岡県静岡市 

「脱炭素先行地域づくり事業について」、「カーボンニュートラルの取り組みについて」

5月21日(火曜)埼玉県戸田市

「戸田型オルタナティブプランについて」

5月22日(水曜)東京都三鷹市 三鷹市福祉Laboどんぐり山

「三鷹市福祉Laboどんぐり山について」、「高齢者福祉について」

概要

静岡県静岡市
「脱炭素先行地域づくり事業について」、「カーボンニュートラルの取り組みについて」

 視察項目:脱炭素先行地域づくり事業について、カーボンニュートラルの取り組みについて

 静岡市では、令和2年に2050年温室効果ガス排出実質ゼロを宣言し、市民、事業者、行政が一体となり、温室効果ガス排出実質ゼロに向け、各種取組を進めています。全国に先駆け、国の脱炭素先行地域に指定され、民生部門の電力消費に伴うCO₂排出の実質ゼロを実現するモデル地域となっています。市内の3地区(清水駅東口エリア、日の出エリア、恩田原・片山エリア)において地元民間企業と連携し、地区におけるオフィス、工場、倉庫等に太陽光、蓄電池等を導入することで地域マイクログリッド(エネルギーの地産地消)を形成しており、不足する再エネ電力を都市部や山間部から調達し、電力消費に伴う実質ゼロを達成しています。視察当日は、事業の経緯・概要をはじめ、期待される効果・課題について説明を受けました。

写真7
静岡県静岡市での視察

概要

埼玉県戸田市
「戸田型オルタナティブプランについて」

 視察項目:戸田型オルタナティブプランについて

 戸田市の教育は、学力は県内トップクラス、非行問題は極めてまれになってきましたが、不登校は依然として増加傾向にあり、独自の施策「戸田型オルタナティブプラン」を掲げて、対策に取り組んでいます。オルタナティブとは、「代替の」や「新たな」という意味があり、「子どもたちに新たな居場所を」という願いが込められています。不登校児童は、何らかの相談や支援を受けていない(どことも繋がっていない)子供が少なくなく、戸田市の施策は、学校を「楽しいこと、やりたいことがたくさんあり、安心して学べる場所にしたい」という理念が根幹にあります。授業では、電子黒板や3Dプリンタ等のICT機器の活用による魅力ある学校づくり、多様な学び場(オンライン、メタバース、校内サポートルーム等)の選択肢を設けています。視察当日は、事業の概要をはじめ、期待される効果や教育委員会としての決意について説明を受けました。

写真6
埼玉県戸田市での視察

概要

東京都三鷹市 三鷹市福祉Laboどんぐり山
「三鷹市福祉Laboどんぐり山について」、「高齢者福祉について」

 

視察項目:三鷹市福祉Laboどんぐり山について、高齢者福祉について

 三鷹市福祉Laboどんぐり山は、令和2年に廃止された三鷹市立特別養護老人ホームどんぐり山の施設の利活用として、住み慣れた地域で暮らしたいというニーズに応える地域づくりのために、高齢者の在宅生活を支える拠点として開所された施設です。企業や大学等と協働して研究・サービス開発を支援する「在宅医療・介護研究センター」、介護人財(三鷹市では全庁的に人材は宝=財と意味を込めて、人材ではなく人財の字を使用)の育成と市内事業者の支援に取り組む「介護人材育成センター」、これらの実践・実証の場であるとともに介護保険外の独自サービスを行う「生活リハビリセンター」の3つの事業を行っており、3つの事業が有機的に連携しながら、技術や知識を地域へ還元する取組を行っています。視察当日は、事業の概要について、説明を受けるとともに、施設内を巡回・見学し、各場所において個々の担当から説明を受けました。

写真5
東京都三鷹市での視察

令和5年度

日程

令和5年5月15日(月曜)~5月17日(水曜)

視察先及び目的

5月15日(月曜)神奈川県大和市 大和市文化創造拠点シリウス

「学校図書館の運営について」、「大和市文化創造拠点シリウスについて」

5月16日(火曜)茨城県小美玉市 霞台クリーンセンターみらい

「環境・資源循環に配慮したごみ処理施設の運営について」

5月17日(水曜)東京都足立区

「就学前の子育て支援について」、「マイ保育園制度について」

概要

神奈川県大和市 大和市文化創造拠点シリウス
「学校図書館の運営について」、「大和市文化創造拠点シリウスについて」

 大和市では、文化創造拠点シリウスを中心とし、図書サービス、読書に関する事業の開催、市内各所での図書返却ポストの設置等に学校の取り組みを合わせ、市内全域に渡って「図書館城下町」を旗印として、本や読書にかかわる施策の充実を図っています。文化創造拠点シリウスは、大和市立図書館、芸術文化ホール、生涯学習センター、屋内こども広場等、複数の機能が融合した新しいタイプの公共施設であり、共同企業体「やまとみらい」(株式会社図書館流通センター、サントリーパブリシティサービス株式会社、株式会社小学館集英社プロダクション、株式会社明日香、株式会社ボーネルンド、横浜ビルシステム株式会社)を指定管理者として運営されています。視察当日は、こどもの読書環境に向けた取り組み、図書返却システムの運営、ブックスタート事業等について説明を受けるとともに、職員の案内の下、文化創造拠点シリウスの施設見学を行いました。

写真4
神奈川県大和市での視察

概要

茨城県小美玉市 霞台クリーンセンターみらい
「環境・資源循環に配慮したごみ処理施設の運営について」

 霞台厚生施設組合は、茨城県小美玉市に位置し、石岡市、小美玉市、かすみがうら市、茨城町を構成市町としています。霞台クリーンセンターみらいは、施設の愛称であり、公募によって決定したものですが、令和3年に供用開始され、ごみ焼却施設は、処理能力1日215トン、燃焼設備はストーカ方式です。環境に配慮した施設として、公害防止基準順守、景観への配慮、環境教育等、また、資源循環に配慮した施設として、エネルギーの有効活用、灰の資源化、5R(リフューズ、リデュ―ス、リユース、リペアー、リサイクル)推進等の取り組みを行っています。視察当日は、施設概要についてのDVDを視聴し、その後、職員の案内の下、施設見学を行いました。

写真3:茨城県小美玉市での視察

写真2
茨城県小美玉市での視察

概要

東京都足立区
「就学前の子育て支援について」、「マイ保育園制度について」

 足立区では、マイ保育園を設置し、実家のように気軽に立ち寄れる保育園を目指しており、登録すると子育て相談等を利用したり、各園の情報を取得することができます。マイ保育園とは、0歳から就学前のこどもを家庭で育てている方を対象に、公立保育園、こども園を身近な子育て支援の拠点として、子育てに対する負担感や不安感を少しでも軽減するため、登録したマイ保育園の保育士等による相談等を通じ、支援する制度です。視察当日は、制度の概要をはじめ、地域の子育て支援機関として取り組んでいる各種事業、保育コンシェルジュ(保育施設の紹介や預け先の提案、子育て相談や関係窓口への案内等を行う相談員)等について説明を受けました。

写真1
東京都足立区での視察

より良いホームページにするために、ページのご感想をお聞かせください。

このホームページ(本ページを含む)は、役に立ちましたか?