産業建設委員会視察報告

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ページ番号1005340  更新日 令和6年6月26日

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令和6年度

日程

令和6年5月22日(水曜)~5月24日(金曜)

視察先及び目的

5月22日(水曜)愛知県瀬戸市

「衛星画像を活用した漏水調査について」

5月23日(木曜)午前 長野県長野市

「獣害対策とジビエ加工センターについて」

5月23日(木曜)午後 長野県水産試験場

「水産試験場の見学」

5月24日(金曜)長野県塩尻市

「地域公共交通(自動運転バス)について」

概要

愛知県瀬戸市
「衛星画像を活用した漏水調査について」

 愛知県瀬戸市では、令和5年6月に漏水リスク管理業務システムの「天地人コンパス宇宙水道局」を採用し、有収率の改善に取り組んでいます。このシステムは、複数の衛星から地表面温度等を読み取り、瀬戸市が持っている水道管の材質・使用年数等のデータを組み合わせ、AIにより解析することで、漏水のリスクを確認・管理できるものです。漏水箇所を発見するために音聴調査を実施していましたが、このシステムを導入することでその効率が格段に上がったとのことでした。システムのデメリットとしては、リスク評価が5段階で判定されるが、一番高いリスク5でも「直近2年間のうちで水漏れの可能性が20%程度」というものであり、完璧な精度とはいえないことがあります。(ただし、AIを活用するシステムであるため、学習することで将来的な精度向上は期待できる)視察においては、瀬戸市における上水道の現状、「天地人コンパス宇宙水道局」の概要、成果、今後の展望等の説明を受けました。

写真1
愛知県瀬戸市での視察

概要

長野県長野市
「獣害対策とジビエ加工センターについて」

 長野県長野市では、鳥獣による農水産物の被害が年々増加しており、特にニホンジカによる被害が増加しており、この対策として、長野市鳥獣被害対策実施隊及び長野市ジビエ協力隊を設置し、鳥獣の捕獲や追い払い等に取り組んでいます。平成31年4月からは、ジビエ加工センターが稼働し、鳥獣を食肉用ジビエやペットフードとして有効活用しています。ジビエ加工センターの実績としては、特に被害の大きかったニホンジカの搬入頭数が右肩上がりで増えており、さらには食品売買契約者数、食肉加工率も増加しているとのことです。視察においては、長野市における農林業における鳥獣の被害状況、ジビエ加工センターの現状、課題等の説明を受けました。

写真2
長野県長野市での視察

概要

長野県水産試験場
「水産試験場の見学」

 長野県水産試験場では、大正15年に長野県営犀川ふ化場として設置され、数度の新設・改称により、昭和56年に現在の水産試験場となりました。資源管理技術や漁場環境保全技術の開発、バイテク技術を用いた新品種の作出、魚類防疫対策等の試験研究に加え、技術指導や優良種苗の供給により安全・安心な水産物の生産を推進しており、主な実績としては、信州サーモンが挙げられます。見学では、長野県の水産業の現状、試験場の研究内容等の説明を受けました。
※信州サーモン…長野県水産試験場が約10年をかけて開発。ニジマスとブラウントラウトを交配させ、病気に強く、大きく育つという特徴がある。

写真3:水産試験場

写真4
長野県水産試験場の見学

概要

長野県塩尻市
「地域公共交通(自動運転バス)について」

 長野県塩尻市では、令和2年度から自動運転事業において自動運転サービスの導入検討と実証走行を株式会社ティアフォーと協業して進めてました。令和6年度から株式会社ティアフォーが新たに開発した国内初の量産型自動運転EVバスを用いて、市内において自動運転レベル4の実現に向けた走行試験を開始しています。今回の走行試験では、令和7年度の導入を目指す自動運転サービスの想定ルートの一部を日常的に走行し、技術的な検証を行っており、また、自動運転走行に必要となる高精度三次元地図の作製には、塩尻市振興公社の自営型テレワーク推進事業KADO(カドー)が携わっています。自動運転レベル4の認可取得に向けて令和5年6月に開所したcore塩尻(視察会場)を拠点に活動するティアフォーと緊密に連携し、塩尻市における自動運転サービスの社会実装を進めているとのことでした。また、KADOとは、子育てや介護、障がいなど、就労に時間的な制約のある人が好きな時間に好きなだけ安心して働ける仕組みがあり、クラウドソーシング、テレワーク、コワーキングを組み合わせた官民連携による塩尻市オリジナルの地域就労支援モデルです。視察においては、自動運転バスを含むMaaS・地域DXの取組について、また、KADOを中心とした地域デジタル人材の活用等について説明を受けました。

写真5

写真6
長野県塩尻市での視察

令和5年度

日程

令和5年5月17日(水曜)~5月19日(金曜)

視察先及び目的

5月17日(水曜)愛知県東郷町

「オーガニックビレッジについて」

5月18日(木曜)国土交通省観光庁(国際観光部国際観光課)

「地方における高付加価値なインバウンド観光地づくりについて」

5月19日(金曜)茨城県つくば市

「ワイン特区について」

概要

愛知県東郷町
「オーガニックビレッジについて」

 愛知県東郷町では、令和5年3月29日にオーガニックビレッジ宣言を行い、有機農業に地域ぐるみで取り組んでいます。有機農業で「農産物」とまちをブランド化し、広く認知されることで担い手の確保、優良農地(自然環境)の保全が取組のねらいとなっています。現在は、「オーガニック給食」をフラグシップ(主力)として、予算を倍増し、給食改革を行っています。これにより、農家の安定した収入源になるとともに、地産地消等につながるとのことです。視察においては、東郷町におけるオーガニックビレッジの取組、現在の課題、今後の展開などの説明を受けました。

写真7
愛知県東郷町での視察

概要

国土交通省観光庁(国際観光部国際観光課)
「地方における高付加価値なインバウンド観光地づくりについて」

 令和元年、訪日外国人旅行客3,188万人が日本を訪れていましたが、旅行消費額は4.8兆円で1人当たり15.9万円を消費している計算となっています。観光庁としては、オーバーツーリズムが発生しないよう人数を追いかけず、1人当たりの旅行消費額を20万円を目標とした地方における高付加価値なインバウンド観光地づくりの取組を行っています。これは、モデル観光地の採択地域の決定をすることで令和5年度以降に施策を集中的に実施していくとしています。モデル観光地は全国62地域から申請があり、伊勢志摩及び周辺地域を含む11地域が決定されています。視察においては、観光の意義、インバウンドの現状、今後の観光施策、モデル観光地に採択された伊勢志摩及び周辺地域の申請内容の説明を受けました。

写真8
観光庁での視察

概要

茨城県つくば市
「ワイン特区について」

 茨城県つくば市では、近年、農業従事者の減少・高齢化・後継者不足、遊休農地の増加及び農業の非収益性が農業の課題となっており、その課題を解決すべく平成29年12月につくばワイン・フルーツ酒特区(構造改革特区制度における酒税法の特例措置によって果実酒製造業に参入しやすくなる区域のことを指す)の認定を受けました。また、つくば市ワイン・フルーツ酒振興基本方針を制定し、農業振興・産業振興・観光振興に取り組んでいます。視察においては、つくば市ワイン・フルーツ酒振興基本方針策定の背景、ワイン産業化の課題、本基本方針による支援内容等の説明を受けました。

写真9

写真10
茨城県つくば市での視察

令和4年度

日程

令和4年11月8日(火曜)~11月9日(水曜)

視察先及び目的

11月8日(火曜)岐阜県

「岐阜県スマート農業推進センターについて」

11月9日(木曜)神奈川県小田原市

「小田原漁港交流促進施設(漁港の駅 TOTOCO小田原)について」

概要

岐阜県
「岐阜県スマート農業推進センターについて」

 岐阜県海津市にある岐阜県スマート農業推進センターは、スマート農業推進計画により令和2年6月18日に開所しています。センター内は、モデル温室(冬春トマトの独立ポット耕栽培システム等)、オペレーションセンター(スマート農業機器の展示、技術の体験、研修会、実演会)、実習ほ場の3施設で構成され、「情報集約・発信」、「技術の実証」、「技術研修」、「技術の普及」、「新技術の研究」を柱に、スマート農業の推進に取り組んでいます。視察においては、岐阜県における農業の現状、施設の概要、スマート農業の導入状況などの説明を受けました。

写真11
岐阜県スマート農業推進センターでの視察

概要

神奈川県小田原市
「小田原漁港交流促進施設(漁港の駅 TOTOCO小田原)について」

 小田原市では、小田原漁港特定漁港漁場整備事業計画により、令和元年11月に小田原漁港交流促進施設(TOTOCO小田原)が日本初の漁港の駅としてオープンしています。オープン前の平成30年7月に台風12号の高潮、高波等により被災、さらにオープン直後に新型コロナウイルス感染症が感染拡大するなど、前途多難なスタートとなりましたが、小田原市及び指定管理者の努力により、令和3年度は当初の目標を上回る来場者・売上となりました。さらに令和4年度は、令和3年度の来場者・売上を超える見込みであるとのことです。視察においては、小田原市の漁業・水産業の現状、TOTOCO小田原の概要、取組、またオープンからの実績などの説明を受けました。

※「TOTOCO小田原」の愛称は、小田原が抱く、自然豊かな漁場を表現し、魚(とと)の宝庫から「ととこ」と名付けられている。

写真12
神奈川県小田原市での視察

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