総務政策委員会視察報告

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ページ番号1005341  更新日 令和6年7月8日

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令和6年度

日程

令和6年5月14日(火曜)~5月16日(木曜)

視察先及び目的

5月14日(火曜)千葉県船橋市

「船橋市郷土資料館について」

5月15日(水曜)東京都町田市

「自治体DXの取り組みについて」

5月16日(木曜)埼玉県上里町

「一斉架電によるプッシュ型情報発信を利用した避難誘導について」

概要

千葉県船橋市
「船橋市郷土資料館について」

 船橋市郷土資料館は昭和47年6月に開館し、平成30年1月にリニューアルをしています。リニューアルにあたっては、建物の耐震補強工事、外壁防水工事、バリアフリー工事等に併せて展示も一新し、船橋の歴史・文化を学べる施設として、子供たちが自分の住む街を知り「ふるさと船橋への愛着」を深め、「郷土の文化遺産を次の世代へ伝えていく」施設となることを目指しています。視察当日は、郷土資料館の設備面について、映像機器の維持管理や、展示ケースの温湿度管理、資料収蔵のためのバックヤードの必要性等の解説をいただき、その後、職員案内の下、郷土資料館内の見学を行いました。

写真1
千葉県船橋市での視察

概要

東京都町田市
「自治体DXの取り組みについて」

 町田市は、国によるデジタル社会形成の機運醸成を、少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少と税収の減少を乗り越えるチャンスと捉え、デジタル化による部門横断的な行政サービス改革を進めるため、「町田市デジタル化総合戦略」を策定しました。市民にとっては分かりやすく、職員にとっては手間のかからないデジタル化を進めることで、人に優しいデジタル社会の実現を目指しています。視察においては、町田市のこれまでの取り組みを紹介した動画を視聴し、AI、アバター、メタバース等のトレンド技術の活用状況や、効果について解説をいただきました。

写真2
東京都町田市での視察

概要

埼玉県上里町
「一斉架電によるプッシュ型情報発信を利用した避難誘導について」

 上里町では防災行政無線のデジタル化に伴い、平成30年度から3か年計画で屋外拡声子局の集約を進めました。しかしながら、放送が聞こえなくなった等の意見があり、様々な対策を模索した結果、使い慣れた固定電話等に防災行政無線の放送と同じ音声情報を届ける仕組みの導入を決定しました。視察においては、導入に至るまでの経緯や導入費用、現状と今後の展開等について解説をいただきました。

写真3
埼玉県上里町での視察

令和5年度

日程

令和5年5月23日(火曜)~5月24日(水曜)

視察先及び目的

5月23日(火曜)静岡県焼津市

「自治体DXの取組について」

5月24日(水曜)千葉県佐倉市

「公共施設包括管理業務委託について」

概要

静岡県焼津市
「自治体DXの取組について」

 焼津市では、令和4年度に国のデジタル田園都市国家構想推進交付金の採択を受け、デジタルデータを活用して、地域の課題解決を図り、市民生活をより便利で快適にする取り組みを行っています。視察においては、デジタル田園都市国家構想推進交付金を用いたDX推進計画の概要について説明を受けました。また、スマートシティYAIZUについて、実際にポータルサイトを開きハザードマップ等の災害情報や飲食店を地図上で重ねて表示できることや、別々に存在するデータを同じ基盤に連携する手法等実務的な仕組みまで解説をいただきました。

概要

千葉県佐倉市
「公共施設包括管理業務委託について」

 佐倉市では、平成29年3月に佐倉市公共施設等総合管理計画を策定し、公共施設等の老朽化対策に計画的に取り組み、財政負担の軽減・平準化を図ってきました。視察では、佐倉市における公共施設マネジメントについて、これまでの経過を説明していただきました。特に今回の主題である公共施設包括管理業務委託については、対象とする業務の選定や庁内での調整、契約の概要について詳細な説明を受け、金額ベースでの効果等についても解説いただきました。

令和4年度

日程

令和4年8月22日(月曜)~8月23日(火曜)

視察先及び目的

8月22日(月曜)兵庫県加古川市

「自治体DXに関する取組について」
「加古川スマートシティ構想、加古川スマートシティ推進協議会について」
「見守りカメラの設置、見守りサービスの導入について」

8月23日(火曜)広島県広島市

「ドローンを活用した防災対策、災害活動について」
「防災活動の取組について」

概要

兵庫県加古川市
「自治体DXに関する取組について」
「加古川スマートシティ構想、加古川スマートシティ推進協議会について」
「見守りカメラの設置、見守りサービスの導入について」

 加古川市はDX、スマートシティの取組として注目されている自治体ですが、スマートシティを構築することが目的ではなく、市民が安全・安心に暮らせることを実現することが目的で、市の課題を解決するためにデジタルを活用する形になり、結果としてスマートシティとして注目されるようになりました。加古川市の取組の特徴の一つに、市民参加型プラットフォームDecidimがあげられ、これはオンライン上で市民の意見を集め、議論を集約し、政策に結び付けていく機能を有しているもので、海外で使われているものを日本に導入したものであり、日本で初めて導入したものであるとのことでした。
 視察においては、自治体DXに関することとして、加古川スマートシティ構想、加古川スマートシティ推進協議会、市の課題をデジタルで解決を試みている取組として、見守りカメラの設置、見守りサービスについて等の説明を受けました。

概要

広島県広島市
「ドローンを活用した防災対策、災害活動について」
「防災活動の取組について」

 広島市は、平成28年8月、平成30年7月と大規模な豪雨災害に遭い、それらのことを踏まえた対策として、災害応急組織体制の強化、地域の自主組織に対する支援、防災講演会等の開催、避難誘導アプリの導入、防災情報メールの配信区域・気象情報の発表区域の細分化等の対策に取り組み、市民に行動させる、地域の防災力を高める取組を行ってきました。
 また、平成31年3月に「情報収集活動ドローン」が配備され、同年10月から運用を開始しています。
 視察においては、被災を踏まえての防災対策、ドローンを活用しての情報収集活動、水難救助活動など、実際の映像、ドローン本体等を使用し説明を受けました。

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