収れん火災に注意
収れん火災とは
「収れん」とは「一つにまとめる」という意味の言葉です。太陽の光が鏡や虫眼鏡などにより一点に集まり、その場所に可燃物があると火災になってしまうことがあります。このことを「収れん火災」と呼びます。
日差しが強くなる時季や太陽の高度が低く、部屋の奥まで光が差し込む冬場、夕方に多く発生する傾向がありますが、条件がそろえば、いつどこでも起こり得る火災です。
偶発性の高い特異な火災であるため、全国的にも発生件数は少なく、伊勢市内においても数年間で1件発生する程度です。
収れん火災の原因になる身近なもの
- 凹面鏡
- 老眼鏡替わりのルーペ
- ステンレスのボウル
- 水の入った花瓶
- 金魚鉢
- 水晶玉
- 水の入ったペットボトル
- 窓に貼り付けた透明な吸盤
収れん火災を防ぐために
- 建物の周囲にはペットボトルやステンレスボウルなどは置かないように注意してください。
- 室内では太陽の光が差し込む場所には凹面鏡や、金魚鉢などを置かないようにしましょう。
今一度、ご家庭内を点検していただき、思わぬところでの火災発生の防止に努めてください。
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