共生社会ホストタウン(東京オリンピック・パラリンピックに関する伊勢市の取り組み)
[令和4年2月]オンライン特別授業「ラオスを知ろう2022」を実施しました
2022年2月14日、共生社会ホストタウン事業の一環で、市内の小学校の2校で、パラリンピック陸上男子100mT13ラオス代表のケン選手とラオスで障がい者の自立支援を行うNPO法人「アジアの障害者活動を支援する会」(ADDP)が講師となり、オンライン特別授業を行いました。
授業では、パラリンピックへの出場について話を聴くとともに、クイズ形式でラオスの地形やラオス語の挨拶を学びました。その後、児童からケン選手に、ラオスで流行しているものや、選手が好きな食べ物についてなど質問をしました。
「速く走るにはどうしたらいいですか」という質問に、ケン選手は「速くなりたいという気持ちを持ち、コーチと自分自身を信頼して練習に取り組むことが大切です。みんなも好きなものを見つけたら、アドバイスをくれる人を信頼して取り組んでください」とメッセージを交え、答えていました。
最後に、児童からその日に学んだラオス語で「コープチャイ(ありがとう)」、「ラオス―ス―(ラオス、がんばれ)」とメッセージが送られました。
[令和4年1月]オンライン特別授業「パラリンピックが教えてくれたこと」を実施しました
1月25日|ラオスパラ陸上選手・NPO法人「アジアの障害者活動を支援する会」(ADDP)
令和4年1月25日、共生社会ホストタウン事業に係る交流事業の一環で、市内の小学校の2校で、東京パラリンピックに出場したラオスパラ陸上選手によるオンライン特別授業を行いました。
講師は、東京パラリンピック陸上ラオス代表のケン・テープティダー選手(男子100mT13/視覚障害)とラオスで障がい者の自立支援を行うNPO法人「アジアの障害者活動を支援する会」(ADDP)にお願いをしました。
授業では、「選手村は様々な障がいを持つ人でも過ごしやすい環境だった。スタートラインに立った時は、夢のようだった。これまでサポートしてくれた方や伊勢市のみなさんからの応援のおかげで、自己ベストを更新することができた。」など、選手村や大会当日の様子をケン選手から直接聞くことができました。
「次の目標はなんですか」という児童の質問に、「次回パリで開催されるパラリンピックを目指したい。個人的には大学を卒業するので、仕事と練習を両立させたい。みんなも勉強を頑張ってください。」と児童たちへのメッセージとともに答えていました。
1月18日|前川楓選手(東京パラリンピック 陸上女子走り幅跳び・女子100m日本代表)
令和4年1月18日、ホストタウンの取組で生み出されたパラアスリートたちとの関係をレガシーとして活かしつつ、子ども達の多様性理解を促進させることを目的として、市内の小学校の2校でオンライン特別授業を行いました。講師は、津市出身で東京2020パラリンピック陸上女子走り幅跳び・女子100mで日本代表の前川楓選手です。
授業のテーマは「好きの力」で、交通事故で右脚大腿部から下を切断した経緯や陸上との出会い、パラ陸上競技、東京パラリンピックについてお話いただきました。
「東京パラリンピックが1年延期となったこともあり、大会ではこれまでの思いが爆発した。メダルを取れず悔しかったが、すごく楽しかった。人生一度きり。みんなにも好きという気持ちを大切にして、挑戦してほしい。」とお話しいただきました。
また児童から競技のことや、生活のことなど、いろんな質問にも、答えていただきました。
最後に児童から、「パラリンピックのことが聴けて良かった。つらいときや苦しい時に、前川選手の話を思い出して頑張りたい。」とメッセージが送られました。
[令和3年8月29日]【パラリンピック陸上】ケン選手 男子100mT13に出場
11秒72で自己最高記録を更新
令和3年8月29日(日曜)、東京国立競技場で行われたパラリンピック陸上 男子100mT13予選に、伊勢市の子どもたちがデザインしたユニフォームを纏ったケン選手が登場しました。結果は11秒72で、自己最高記録を更新しました。応援、ありがとうございました。
※写真は、ラオスパラ陸上チームが撮影したものを提供いただきました
[令和3年8月29日(12時30分頃)]ケン選手 男子100m T13予選 出場
LIVE配信やテレビ等での応援をお願いします
令和3年8月29日(日曜)12時30分頃、伊勢市で事前合宿を行ったケン選手が、男子100m T13予選に出場します。同時間帯の放映もありますので、LIVE配信やテレビ等での応援をお願いします!
出場選手
ケン・テープティダー選手
出場種目
男子100m T13(視覚障がいクラス)
予選| 令和3年8月29日(日曜)12時30分頃
決勝| 令和3年8月29日(日曜)19時50分頃
その他
ラオスからパラリンピック陸上種目への出場は史上初となります。
[令和3年8月24日 20時より]東京2020パラリンピック開会式が行われます
ケン選手出場の100mT13 予選は、令和3年8月29日 9時30分から12時50分
開会式
令和3年8月24日、東京2020 パラリンピックの開会式が行われます。伊勢市で事前合宿を行ったラオス選手が登場予定です。テレビ等で視聴ください。
開催日時
令和3年8月24日(火曜)20時00分から23時00分
男子100m T13
ケン・テープティダー選手出場予定
- 予選:令和3年8月29日(日曜)9時30分から12時50分
- 決勝:令和3年8月29日(日曜)19時00分から22時05分
[令和3年8月]東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に伴う事前合宿及び事後交流について
伊勢市では、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会にあたり、ラオスパラ陸上チームの事前合宿受入について協定を締結し、受入準備を進めてきました。この度、以下のとおり、受入等を行いますので、お知らせいたします。
なお、受入にあたっては、選手等と市民の間で相互に感染が生じないように、感染症対策を徹底します。
1 ラオスパラ陸上チーム
01_参加者
- 男子選手(ケン・テープティダー選手) 1名
- コーチ・スタッフ等 4名
合計 5名
02_出場種目
男子100m T13(視覚障がいクラス)
- 予選:令和3年8月29日 日曜日 9時30分-12時50分
- 決勝:令和3年8月29日 日曜日 19時00分-22時05分
03_その他
ラオスからパラリンピック陸上種目への出場は史上初となります。
2 事前合宿及び事後交流の受入期間
01_事前合宿
令和3年8月13日 金曜日 ~ 令和3年8月20日 金曜日
合宿の概要
- 練習期間:令和3年8月14日 土曜日 ~ 令和3年8月19日 木曜日(予定)
- 練習会場:三重県営総合競技場(陸上競技場)
02_事後交流
令和3年8月31日 火曜日 ~ 令和3年9月6日 月曜日
3 交流について
01_事前合宿期間
感染症対策として接触を避けるため、事前収録した動画で歓迎・応援を伝えます。
予定
- 練習初日の歓迎:令和3年8月14日 土曜日 時間調整中(30分程度)
- 練習最終日の応援:令和3年8月19日 木曜日 時間調整中(30分程度)
02_事後交流期間
「新たな生活様式」を踏まえ、感染防止策を講じた上で、オンライン形式などによる交流事業などを実施する予定です。
4 新型コロナウイルス感染症対策について
国から示された方針などに基づき、以下のような対策を選手等受入マニュアルに明記し、確実に実施します。
- 入国時にチーム全員のワクチン2回接種を確認の上、事前合宿中は毎日PCR検査を実施します。
- 空港からの選手団の移動は、原則として専用車両とし、事前合宿中は練習施設は貸切、宿泊施設はフロア貸し切り、市内の移動は練習施設と宿泊施設の往復のみとします。
[令和3年2月]オンライン特別授業「ラオスを知ろう」を実施しました
2021年2月25日、共生社会ホストタウン事業の一環で、市内の小学校の2校で、ラオスパラ陸上選手2名とラオスで障がい者の自立支援を行うNPO法人「アジアの障害者活動を支援する会」(ADDP)が講師となり、オンライン特別授業を行いました。
授業は、伊勢市がラオスパラ陸上チームの事前合宿を誘致した際に決め手となった、障がいの有無に関わらず、だれもがスポーツを楽しめる環境づくりに力を入れている「インクルーシブ」という考え方があることや、クイズ形式でラオスパラ陸上選手とラオスの地形やラオス語の挨拶を学びました。
そのあと、児童からラオスの特産品、定番料理、観光名所、数字の数え方などを質問するなど交流を行いました。
「練習するときに大変なことはなんですか」という質問に、ラオス選手は「練習中は前に人や障害物があるか見えないので少し怖いですが、コーチなどの協力があり安心して練習ができます」と答え、児童たちは驚いていました。
プンペット選手は「ラオスパラ陸上選手としてラオスという国のことを伊勢の皆さんと学びあうことができて誇りに思います。」と話し、ケン選手は「東京パラリンピックに出場できれば、ラオスとして初めてのパラ陸上代表選手です。皆さんに会えることを楽しみに毎日一生懸命練習します。」と児童たちに話しました。
最後に、児童からその日に学んだラオス語で「ラオスースー(ラオスがんばれ)」とエールが送られました。
[令和3年2月]オンライン特別授業「パラリンピアンと学ぶ」を実施しました
2021年2月19日、共生社会ホストタウン事業の一環で、伊勢市がラオスパラ陸上チームの事前合宿を誘致した際に決め手となった「インクルーシブ」という考え方を子供たちに広めるため、市内の小学校の2校で、津市出身で東京2020パラリンピックに出場が内定しているパラ陸上選手「前川楓」選手によるオンライン特別授業を行いました。
授業は、「大好きを力に」をテーマに交通事故で右脚大腿部から下を切断した経緯、学校生活、陸上との出会い、パラ陸上競技のこと、競技者としての話を児童たちに行い、「右脚を切断したこと、義足で歩くこと、走ること、大会で一番になること、目の前の壁の一つずつ乗り越えて成長できました。今はパラリンピックでメダルを獲るという壁を乗り越えるために練習を頑張っています。挑戦することが楽しく幸せです」とお話しいただきました。
前川選手は、児童から競技のことや、生活のことなど、いろんな質問にも、答えていただきました。
最後に児童から、「パラ陸上のことを知れて楽しみになりました。パラリンピック頑張ってください。」とエールが送られました。
[令和3年2月26日]伊勢市が「先導的共生社会ホストタウン」として認定されました
伊勢市では、「共生社会ホストタウン」として、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会をきっかけとしたラオスパラ陸上チームとの交流を通じて、「ユニバーサルデザインのまちづくり」及び「心のバリアフリー」の取組を進めています。
このたび、これまでの取組が評価され、令和3年2月26日、「先導的共生社会ホストタウン」に認定されました。
三重県内では初となります。
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登録日
- 令和3年2月26日(金曜日)
- 認定団体
- 内閣官房東京オリンピック競技大会・パラリンピック競技大会推進本部事務局
- 計画の概要
- 別紙「伊勢市先導的共生社会ホストタウン関連事業」のとおり
【参考】先導的共生社会ホストタウンとは
共生社会ホストタウンのうち、「ユニバーサルデザインの街づくり」及び「心のバリアフリー」の取組が特に先導的・先進的と認められ、国より認定された自治体です。
[令和2年12月]伊勢市の小学生 ラオスパラ陸上チームとオンラインで交流
2020年12月10日、共生社会ホストタウン事業の一環で、ラオスと市内3小学校をオンラインで結んで、特別授業を行いました。
授業は、アジアの障害者活動を支援する会(ADDP)とラオスパラ陸上チームの選手2人が講師となり、ラオスに関係するクイズや、ラオスパラ陸上選手が伊勢市の児童たちがデザインした公式ユニフォームを着用して走る様子の披露をしたほか、児童たちから選手へ様々な質問するなどをし、交流を行いました。
最後にユニフォームのデザインのお礼として、2020年11月30日にラオスパラリンピック委員会から贈られたラオスの少数民族が織り染色したコットンを使用し、障がい者が手作業で作ったマスクが児童へ届けられました。
[令和2年11月]伊勢市内の児童がデザインしたラオスパラ陸上代表ユニフォームお披露目
2020年11月30日、伊勢市とラオスをオンラインで結び、伊勢市内の児童がデザイン案を考えたラオスパラ陸上チームの東京2020パラリンピック競技大会で着用する公式ユニフォーム発表会を開催しました。
2019年11月下旬に伊勢市内3小学校で開催した特別授業「ラオスを知ろう」で、児童たちが同国の成り立ち・歴史・文化等を学び、そこで学んだことや各自が調べたラオスの印象をユニフォーム上に色としてデザインしました。そして令和2年2月、ラオスパラリンピック委員、パラ陸上選手が参加した選考会議で、応募総数114点のデザイン案の中から1点が選ばれ、ラオスパラ陸上チーム公式ユニフォームが完成しました。
発表会当日は、ラオスと伊勢市をオンラインで結び、ラオスパラリンピック委員会シタート・チャンタブリー副会長兼事務局長と、ラオスパラ陸上チーム選手2名がユニフォームを着用し参加しました。
また、ラオスパラリンピック委員会からデザイン案を考えてくれた児童へのお礼の品としてラオスの少数民族が織り染色したコットンを使用し、障がいをもつ女性たちが手作業で作ったマスクが代理を通じて届けられ、市を代表して伊勢市長が受け取りました。
ラオスパラリンピック委員会副会長兼事務局長 シタート・チャンタブリー氏のコメント
スポーツを通じてお互いの国の文化や歴史を知ることに大きな価値があると思います。
ラオスパラリンピック委員会は、インクルーシブなマインドの重要性を子供達に理解してもらえることを願い、このマスクをプレゼントに選びました。コロナ対策としてどうか、このマスクをつけてもらい、遠い国のラオスからも東京オリンピック・パラリンピック開催を心待ちにしている、ということを思い出していただけると嬉しいです。
2021年に開催される東京オリンピック・パラリンピックを共に成功させたいと思っております。
[令和2年12月]ホストタウン専用サイトが開設されました
全国のホストタウン情報が把握できる専用ウェブサイト「世界はもっとひとつになれる Light up HOST TOWN Project」を開設されました。
伊勢市は、ラオスパラ陸上チームの事前キャンプ地であることから、ラオスのホストタウンとなっています。
伊勢市の紹介ページもございますので、ぜひご覧ください。
※「Light Up HOST TOWN Projectサイト」は2021年12月30日をもって終了いたしました。
[令和2年11月]東京2020応援プログラム B&G巡回写真展の開催
東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて、オリパラ競技への興味・関心を高めることを目的に、日本代表として活躍したオリンピアンやパラリンピアン、B&G財団にゆかりのあるアスリートの写真パネル展を、御薗B&G海洋センターにて開催しています。
また、伊勢市の共生社会ホストタウンであるラオスに関する展示も行っています。
なお、市役所本館1階ロビーにも、一部写真展示を行っています。是非ご覧下さい。
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期間
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令和2年11月25日(水曜)から令和2年12月4日(金曜)まで
※月曜日は休館
- 時間
- 午前9時から午後5時まで(最終日は正午まで)
[令和2年10月]伊勢市国際交流協会ラオス写真展
伊勢市国際交流協会は、国際感覚あふれる伊勢市を目指し、様々な活動を行っています。
伊勢市が東京オリンピック・パラリンピックのホストタウンとして、ラオスパラ陸上チームの合宿を受け入れていることから、伊勢市国際交流協会では、ラオス写真展を開催しています。
協会員が見たラオスの生き生きとした姿を、紹介しています。
- 期間
- 開催中~令和2年11月2日(月曜日)まで
- 場所
- 伊勢市民活動センター北館2階ギャラリー
[令和2年7月]ラオスを応援しよう!『NHK「世界を応援しよう!」プロジェクト』
NHKでは、世界各国の応援のかけ声を通じて、世界の国と地域の選手にエールを送り、最高の「おもてなし」を提供する「世界を応援しよう!」プロジェクトを展開しています。
伊勢市も、東京2020オリンピック・パラリンピックに向けたラオスのホストタウンです。
ラオス語での応援コールは簡単ですので、是非この動画を見て覚えてください。
応援の掛け声:Lao Soo Soo(ラオ スー スー)
※Laoは「ラオス」のことで、Sooは「戦え」という意味です。
そして東京2020大会の際には、伊勢市で事前合宿を行うラオスパラ陸上チームをはじめとした同国の選手たちへのラオス語での応援をお願いします。
[令和2年6月]市立図書館にラオスの特集コーナーを設置しました
伊勢市は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を契機として、地方自治体が大会参加国との相互交流を通じて地域活性化などに取り組む「ホストタウン」に、ラオスを相手国として令和元年度に登録されました。
このたび、市民の方に広くラオスのことを知っていただくため、図書館にラオスをテーマにした本の特集コーナーを設置しました。
特集コーナーでは、ラオスの旅行ガイドをはじめ、ラオスの文学選集や紙芝居、ラオス料理のレシピが掲載された本などを紹介しています。
- 期間
- 設置中~令和2年7月末まで
- 場所
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- 伊勢市立伊勢図書館1階カウンター前
- 伊勢市立小俣図書館1階カウンター前
[令和2年2月]パラリンピック東京大会でのラオスパラ陸上代表ユニフォームを伊勢市内の児童がデザイン
2019年11月下旬、共生社会ホストタウン事業の一環として本市内の小学校協力のもと、ラオスで障がい者の自立支援を行うNPO法人「アジアの障害者活動を支援する会」(ADDP)が講師を担当する特別授業「ラオスを知ろう」で同国の成り立ち・歴史・文化等を学びました。そしてそこで学んだことや各自が調べたラオスの印象をユニフォーム上に色として表現し、ラオスパラ陸上代表ユニフォームデザインを作成しました。
市内3校の約190名の子供たちがこのユニフォームデザインプロジェクトに関わり、114点のデザイン案と選手への応援メッセージが集まりました。2020年2月18日にラオスパラリンピック委員会事務所で選考会議が行われ、伊勢市立御薗小学校からのユニフォームデザイン案が、同国パラ陸上代表公式ユニフォームとして採用されることとなりました。このユニフォームはパラリンピック東京大会で着用される予定です。
ラオスパラリンピック委員会副会長兼事務局長 シタート・チャンタブリー氏のコメント
伊勢市の子供たちからたくさんのデザイン案と応援メッセージをいただきありがとうございます。
選考理由については、赤・青・白は私たちが大事にしている国旗の色、また白・赤は日本の国旗を想像することができました。また、胸の緑は私たちが2019年に訪れた自然豊かな伊勢市を思い出させました。 このユニフォームにはラオス、日本、伊勢市が表現され、まるでその両者の国旗を纏ってような気持ちになり、また伊勢の子供たちの思いが選手たちを勇気づけるだろうという理由で選考させていただきました。
これらを作るのにラオスのことを勉強してくれたと聞きました。このようにスポーツを通じてお互いの文化や歴史を知る、何よりもこのことに価値があるのではないでしょうか。
[令和元年11月25日26日]「共生社会ホストタウン 特別授業“ラオスを知ろう”」を実施しました
令和元年11月25日、26日の両日、「共生社会ホストタウン」の取組の一環として、本市の子ども達の国際理解・多様性理解を促進させることを目的に、ラオスで障がい者の自立支援を行っている「NPO法人アジア障がい者活動を支援する会(ADDP)」の方を講師に、市内の3つの小学校で、ラオスの文化を紹介する授業を実施しました。
授業では、ラオスの国旗の由来や食文化のほか、ラオスでは障がいの有無にかかわらず、誰もがスポーツを楽しめる環境づくりが行われていることを学びました。
これから、伊勢市とラオスの交流の証として、授業を受けていただいた子ども達に、学んだことや各自が調べたラオスの印象をユニフォーム上に色として表現し、ラオスパラ陸上代表ユニフォームデザイン案を考えていただき、それらをラオスパラリンピック委員会に送り、委員や選手等による選考を経て、東京2020パラリンピック競技大会の同国パラ陸上チームユニフォームとして採用される予定です。
[令和元年9月19日]ラオス教育スポーツ大臣来勢
令和元年9月19日に、ラオスの教育スポーツ大臣(ラオスパラリンピック委員会会長)が、伊勢市を来訪されました。
市役所を表敬訪問された後、ラオスパラ陸上チームが事前合宿で使用した県営総合競技場(陸上競技場)や皇学館大学の施設を見学されました。
[令和元年8月30日]伊勢市が共生社会ホストタウンとして登録されました
伊勢市では、令和元年6月6日に東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に係るラオスパラ陸上チームの事前合宿実施に関する協定の締結を受け、ラオスの「ホストタウン」として同年6月28日に登録を受けていました。
この度、「ホストタウン」に加えて、大会参加国のパラリンピアン等との交流をきっかけに、共生社会実現に向けたユニバーサルデザインのまちづくり及び心のバリアフリーの取組を推進する「共生社会ホストタウン」にも登録されました。県内では初めての登録自治体となります。
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登録日
- 令和元年8月30日(金曜日)
- 認定団体
- 内閣官房東京オリンピック・パラリンピック推進本部事務局
- 計画の概要
- 別紙「伊勢市の共生社会ホストタウン活動計画」のとおり
[令和元年7月]ラオスパラ陸上チームが伊勢市で合宿を行いました
ラオスパラ陸上チームの選手(視覚障がいクラス)3人をはじめ、6人で構成された選手団が来勢し、令和元年7月26日から令和元年8月1日の間、県営総合競技場(陸上競技場)や皇学館大学で強化合宿を行いました。
これは、令和元年6月6日にラオスパラリンピック委員会と締結した東京2020パラリンピック競技大会のラオスパラ陸上チームの事前キャンプ地に関する協定に基づくもので、令和元年7月27日は市内の子どもたちと一緒に陸上競技を楽しみ、互いの国や地域のことを学びました。
子ども達とのインクルーシブ陸上交流教室(令和元年7月27日)
[令和元年6月28日]伊勢市がラオスのホストタウンとして登録されました
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を契機として、地方自治体が大会参加国との相互交流を通じて地域活性化などに取り組む「ホストタウン」に、伊勢市がラオスを相手国として登録されました。
伊勢市は、東京2020パラリンピック競技大会の事前キャンプ地として、ラオスパラ陸上チームを受け入れることとしており、同国を対象としたホストタウン登録を目指し、申請を行っていたところ、令和元年6月28日、内閣官房東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会推進本部から第14次登録の発表があり、当市がラオスを相手国とするホストタウンに登録されました。
当市は、さらに、パラリンピアンとの交流をきっかけに共生社会の実現を目指す「共生社会ホストタウン」への登録も進めています。
ホストタウン登録について
- 登録団体
- 伊勢市
- 相手国
- ラオス人民民主共和国
- 登録時期
- 第14次登録(令和元年6月28日)
- 交流計画の特色
- 市民とパラアスリートの交流を促し、障がい者と健常者がともに参加するインクルーシブ陸上の取組に触れつつ、国際理解や共生社会の実現を加速化させる。
2021年に開催予定の「三重とこわか国体・三重とこわか大会」に向け、障がい者スポーツの機運醸成を図る。
【参考】ホストタウン、共生社会ホストタウンとは
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催に向け、スポーツ立国、グローバル化の推進、地域の活性化、観光振興等に資する観点から、参加国・地域との人的・経済的・文化的な相互交流を図る地方公共団体を「ホストタウン」として全国各地に広げる取組です。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催により多くの選手や観客が来訪することを契機に、全国の地方自治体と大会参加国・地域との人的・経済的・文化的な相互交流を図るとともに、地域の活性化等を推進することを目的とするものです。
この目的を達成するため、自治体の住民等と、大会等に参加するために来日する選手や日本人オリンピアン・パラリンピアンとの交流及び事前合宿等の取組により、スポーツの振興、教育文化の向上及び共生社会の実現を図ろうとする地方公共団体がホストタウンに登録されます。
また、ホストタウンのうち、パラリンピアンとの交流をきっかけに共生社会実現のための、ユニバーサルデザインの街づくり及び心のバリアフリーの取組を実施するのが共生社会ホストタウンです。
[令和元年6月6日]伊勢市がラオスパラ陸上チームの事前キャンプ地に決定しました
令和元年6月6日、三重県伊勢市役所にて、伊勢市とラオス人民民主共和国パラ陸上チーム(以下、ラオスパラ陸上チーム)による東京2020パラリンピック競技大会の事前キャンプに関する協定を締結し、伊勢市がラオスパラ陸上チームの事前キャンプ地に決定いたしました。
調印式には、伊勢市から鈴木健一市長、ラオスパラリンピック委員会からシタート・チャンタブリー副会長兼事務局長が出席し、また中山裕司市議会議長、品川幸久同副議長、そしてラオス在住の日本人で同国パラ陸上競技特別コーチを務める羽根裕之氏も同席いたしました。
本市では、これまで、令和2年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて国が進める「ホストタウン」事業の中でも、パラリンピアンとの交流をきっかけに共生社会実現に向けた取組を推進する「共生社会ホストタウン」への登録を目指し、準備を進めてきました。
そうした中、同国において、障がい者支援を行う特定非営利活動法人「アジアの障害者活動を支援する会」がラオスパラリンピック委員会と共に障がいのある・なしに関わらず誰もがスポーツを楽しめる環境作り(インクルーシブスポーツ教室)を行っていることを知り、ラオスパラ陸上チームの事前合宿を打診し、実施に関する協定を締結することとなりました。
協定では、令和元年に同国パラ陸上チームの強化合宿、令和2年には東京2020パラリンピック競技大会前事前合宿を行うこと、また合宿期間中とパラリンピック開催後に伊勢市主催の交流プログラムを行うことが確認されました。
今後の予定は、令和元年7月末に代表候補選手の強化合宿を市内で行うほか、秋以降に小学生を対象とした異文化・障がい者理解促進のための文化交流プログラムを計画しています。
また、こうした取組を契機に令和3年に開催される「三重とこわか国体・三重とこわか大会」の機運醸成につなげてまいりたいと考えております。
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