みんなで防ごう高齢者虐待

皆さんの気づきが高齢者を守ります

このような行為は虐待です

高齢者への尊厳を守り、誰もが地域で安心して暮らせるまちづくりを進めるために、「虐待」について一人一人の正しい理解と気付きが大切です。

このような行為は虐待です

心理的虐待

• 怒鳴る、ののしる
• 悪口を言う、無視する
• 子ども扱いする
• 威圧的な態度をとる　など

身体的虐待

• たたく、つねる、殴る、蹴る
• ベッドに縛り付ける
• 無理やり食べ物を口に入れる
• 意図的に薬を過剰に与える　など

経済的虐待

• 年金・預金を勝手に使う
• 財産を勝手に処分する
• 生活に必要なお金を使わせない　など

介護や世話の放棄・放任

• 部屋に衣類などが散乱している
• 食事を十分に与えない
• 必要な医療・介護サービスを制限する など

性的虐待

• 本人が嫌がる性的な行為やその強要
• 排泄の失敗などにより懲罰的に下半身を裸にして放置する　など

介護者の皆さん、無意識のうちに介護を頑張りすぎていることはないですか？

高齢者虐待が増えている主な原因のひとつに「介護疲れ・ストレス」があります。介護は家族だけで頑張っても限界があります。心身ともに余裕をもって介護を続けていくためには、地域の介護サービスなどを活用して介護負担を減らすことが大切です。

虐待を防ぐためにみんなでできること

声を掛け合う

日常的にあいさつを交わし、近所の関係づくりをしましょう。

見守り

障がい者や高齢者、その家族のちょっとした変化に気付き、異変を感じたら声を掛けましょう。

相談

「困ってない」「関わってほしくない」などと言われる場合でも、放っておくと心身の健康や安全が脅かされる状態になる人がいます。異変を感じたら、下記の相談窓口へ相談しましょう。

「虐待かな？」と感じたら通報または相談を！

高齢者への虐待防止に関する法律では、虐待を受けたと思われる高齢者を発見した人は、速やかに通報しなければならない、と定められています。通報をすることで、虐待を受けている人を守るとともに虐待をしている人たちを救うことにもなります。次のような虐待のサインを参考に、虐待かな？と感じたら、速やかに虐待の相談窓口へ連絡してください。なお、通報した人の個人情報は厳守されます。

※生命の危険があるなど緊急性が高い場合は、警察（110番）または救急（119番）へ通報してください。

主な虐待のサイン

• 体に小さな傷が頻繁にできる
• 急におびえたり、恐ろしがったりする
• 「怖いから家にいたくない」などと訴える
• 不規則な睡眠（悪夢、眠ることへの恐怖、過度の睡眠など）を訴える
• 明らかに年金や財産収入などがあるにもかかわらず、お金がないと訴える
• 部屋や住居が極めて不衛生になっている、または、異臭がする
• 寝具や衣服が汚れたままになっていることが多くなる
• 近所付き合いがなく、訪問しても本人に会えない、または、嫌がられる
• 何を聞いても「いいよ、いいよ」と言って遠慮をし、諦めの態度が見られる

高齢者虐待の相談・通報窓口

福祉総合支援センター
電話：0596-21-5583
ファクス：0596-63-5420
Eメール：fukushi-sougou＠city.ise.mie.jp

包括支援センター

名称	実施日時	連絡先
東地域包括支援センター （伊勢市社会福祉協議会東部支所内）	月曜から金曜 午前8時30分から午後17時15分	0596-44-1165
五十鈴地域包括支援センター （山咲苑内）	月曜から金曜 午前8時30分から午後17時15分	0596-20-5500
北地域包括支援センター （楽寿苑内）	月曜から金曜 午前8時30分から午後17時15分	0596-65-5070
中部地域包括支援センター （福祉健康センター内）	月曜から金曜 午前8時30分から午後17時15分	0596-27-2424
南地域包括支援センター （神路園内）	月曜から金曜 午前8時30分から午後17時15分	0596-21-0080
西地域包括支援センター （小俣保健センター内）	月曜から金曜 午前8時30分から午後17時15分	0596-20-5055

• 虐待防止・相談先チラシ (PDF)(429.6KB)
  事業者の皆様へ
  伊勢市では職員の皆様を対象に高齢者虐待防止研修を実施しております。

「高齢者虐待防止研修」を行っています

市では、介護職員等を対象に研修を行っています。
希望の事業所は、市　福祉総合支援センター（0596-21-5583）にご連絡ください。