伊勢市の孤独・孤立対策
孤独・孤立は、誰にでも起こりうることであり特別なことではありませんが、ときに望まない孤独や孤立が、様々な問題を引き起こすこともあります。
しかし、「だれか」や「どこか」とつながることで、問題が解決することもあります。
伊勢市では、孤独・孤立対策のため様々な取り組みを行っています。また、話ができる人や場所(相談する場や集いの場など)があります。ひとりで悩まず、ご相談ください。
伊勢市役所での[短時間雇用]の取り組みを始めました
障がいやひきこもり等のため、長時間労働が困難な人の就労の機会を創出し、個々の状況に応じた働き方の選択肢を拡大することで、多様な働き方の取り組みを進めるとともに、伊勢市役所での業務経験を経て一般就労を目指します。
伊勢市役所(ワークステーションいせ)での短時間雇用
伊勢市役所(福祉総合支援センターよりそい)内にある「ワークステーションいせ」で、市役所各課業務のうち、専門性を必要としない封入やラベル張りなどの単純作業や、パソコンでのデータ入力などをしていただきます。また、心身のケアが行える職員を配置し、精神的な部分もサポートできる体制を整備します。(※就労継続支援B型を利用している方の問い合わせ先を変更しました。)
伊勢市に住民登録があり、次のいずれかに該当する方で、「伊勢市(委託先を含む)」による就労支援を受けながら伊勢市役所での短時間就労を希望する人
- 障がいやひきこもり等のため、現時点で長時間労働が難しい人
- 働いたことがなく、どうしたらいいか分からない人
- 人とのコミュニケーションが苦手で自分に自信が持てない人
- 就労継続支援B型事業所利用者で、週10時間未満の就労を希望する人(※別途、手続きが必要です)
- 伊勢市(委託先を含む)に連絡・相談
- 市役所の職場見学・就労体験
- 数回の就労体験後、面談・相談
- 実際の雇用形態での就労体験・面接訓練等
- 数週間の就労体験後、面談・相談
- 市役所の面接
※必ずしも、採用されるとは限りません。
※市役所以外への就労等について提案する場合があります。
- 雇用期間:任用日から令和7年3月31日(条件付きで更新あり)
- 雇用形態:会計年度任用職員(短時間雇用)
- 就業場所:福祉総合支援センター内「ワークステーションいせ」
- 就業時間:週1回1時間以上(時間等は相談の上決定)
- <就労継続支援B型を利用していない方>
「いせ就労チャレンジ☆カフェ」
所在地:伊勢市本町5番地3号 浦田ビル2階(コンビニネット伊勢駅前事務所)
電話:0596-65-6114
ファクス:0596-65-6119
メール:syokuba-support@e-ise.net
受付日時:月曜・火曜・木曜・金曜(祝日・振替休日は除く)、10時~16時 - <就労継続支援B型を利用している方>
「伊勢市 福祉総合支援センターよりそい」
所在地:伊勢市宮後1丁目1番35号 MiraISE内 健康福祉ステーション 7階
電話:0596-21-5715
ファクス:0596-63-5420
メール:fukushi-sougou@city.ise.mie.jp
受付日時:月曜から金曜(祝日・振替休日は除く)、8時30分から17時15分
※「いせ就労チャレンジ☆カフェ」は、NPO法人いせコンビニネットに委託して実施しています。
「伊勢市孤独・孤立対策推進事業」
「いせ就労チャレンジ☆カフェ」(就労に向けたチャレンジづくり)を行っています
「伊勢市孤独・孤立対策推進事業」では、働きづらさを抱えた人に対して、職場見学、就労体験、中間的就労またはボランティア体験などを通じて、就労に向けたチャレンジをお手伝いするため「いせ就労チャレンジ☆カフェ」を開設しました。
「いせ就労チャレンジ☆カフェ」は、「伊勢市多分野協働プラットフォーム」と連携し、働きづらさを抱えた人の相談対応や就労支援、必要に応じて各専門機関へのつなぎを実施しています。
また、企業や団体を訪問し、事業に協力いただける企業や団体の開拓を行っています。
相談・お問い合わせは、「いせ就労チャレンジ☆カフェ」までお気軽にご相談ください。
<職場見学・就労体験・ボランティア体験をさせていただけませんか>
伊勢市には、孤独・孤立により働きづらさを抱え、働きたくても働けない人が推計で4千人いるとされています。
働きづらさを抱えた人に対する就労に向けたチャレンジのきっかけづくりとして、職場見学・就労体験・ボランティア体験などの受け入れにご協力ください。
また、企業・事業主・地域団体の皆様には、職場見学・就労体験・ボランティア体験などを通じて、働きづらさを抱えた人に対する理解を深めていただきたいと考えています。
実習の内容
- 職場見学:実際の業務を1時間程度見学
- 就労体験:実際の業務を体験(日数、体験内容等は相談させてください)
- ボランティア体験:実際の活動を見学・体験(日数、体験内容等は相談させてください)
※損害賠償保険・ボランティア活動保険は、いせ就労チャレンジ☆カフェが負担します。
令和6年4月1日に【孤独・孤立対策地域協議会】ふくし総合支援会議を設置
令和6年4月1日に「孤独・孤立対策推進法」が施行され、個々の当事者等への支援の内容について協議する「孤独・孤立対策地域協議会」の設置が努力義務として規定されました。
伊勢市では、令和3年4月1日から開始した「重層的支援体制整備事業」において、複雑化・複合化した課題を抱える人に対する適切な支援を図ることを目的した「ふくし総合支援会議(支援会議)」を設置したことから、本会議に「孤独・孤立対策地域協議会」の機能を加えることとしました。
また、令和4年度に内閣官房「地方版孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム推進事業」の事業に採択され、「働きづらさを抱えた人」の支援について検討する「伊勢市多分野協働プラットフォーム」を設置したことから、伊勢市全域での孤独・孤立対策の在り方について検討を重ねていきます。
「伊勢市多分野協働プラットフォーム」を設置
コロナ禍で一層クローズアップされている孤独・孤立による問題に対応するため、「伊勢市多分野協働プラットフォーム」を設置しました。
プラットフォームは、働きづらさを抱えた人たちに関わる機関や団体が集まり、より効果的に支援を進める取り組みについて話し合う場です。NPO法人や商工会議所、ハローワーク、JA伊勢、社会福祉協議会等の市役所外の機関・団体と市の担当各課(福祉・産業・環境等)が、よりよい支援の実現を目指し情報共有や意見交換、事業の構築に向け話し合います。
多分野が協働して話し合うことで、これまでにない新たな取り組みが可能になると期待されます。
※この取り組みは、国の「地方版孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム推進事業」の一環として実施しています。
相談先一覧「伊勢つながりサポートリスト」を作成
プラットフォームの設置に合わせて、孤独・孤立で生じた問題の相談窓口をまとめた「伊勢つながりサポートリスト」を作成しました。
相談しようと思っても「どこへ相談していいのか分からない」「こんなこと相談してもいいのかな」など、迷いやためらいがあるかもしれません。迷ったときは、福祉総合支援センターにご相談ください。解決に向け相談支援を行うとともに、ご相談の内容によって必要な機関や団体へつなぎます。
「どこか」へつながるきっかけとして、まずはお話しを聞かせてください。
※「伊勢つながりサポートリスト」は、国の「地方版孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム推進事業」の取組の一環として作成しました。
動画「だれかに どこかに つながる伊勢」を配信中
孤独・孤立の問題について、市民の皆さんの関心を深めるとともに、困りごとを抱えた人に相談を呼びかけるため、動画を作成しました。
伊勢市公式YouTubeチャンネルで公開していますので、ぜひご覧ください!!
※動画は、国の「地方版孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム推進事業」の取組の一環として作成しました。
※画像をクリックすると動画をご覧いただけます(YouTube(外部サイト)へ遷移します)。
LINEでも相談を受けつけています
窓口や電話での相談のほか、コミュニケーションアプリLINEのメッセージ機能を使った相談を受けつけています。
LINEアプリから友だち登録していただくと、どなたでもご利用いただけます。お気軽にご相談ください。
また、次のリンクからLINE相談以外にもさまざまな相談先をご確認いただけます。
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このページに関するお問い合わせ
福祉総合支援センターよりそい
〒516-0072 三重県伊勢市宮後1丁目1番35号
MiraISE(ミライセ)内 伊勢市健康福祉ステーション7階
(総合相談係) 電話:0596-21-5583
(包括ケア推進係) 電話:0596-21-5611
(地域福祉係) 電話:0596-21-5712
(孤独孤立対策係) 電話:0596-21-5715
(こども家庭相談係)電話:0596-21-5716
ファクス(全係):0596-63-5420
福祉総合支援センターよりそい へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。