【伊勢の輝くひと・第2回】中村 美穂さん(パン屋 麦、mike)
伊勢市では、誰もが個性と能力を発揮して働き続けることができる環境づくりを進めています。このことから、「伊勢の輝くひと」と題し、さまざまな分野で新しいことに挑戦し、自分らしくイキイキと輝いている人にインタビューを行い、働き方や暮らし方などについて紹介していきます。
【第2回】中村 美穂さん(パン屋 麦、mike)
【プロフィール】
伊勢市出身。市内及び東京での調理師経験を経て、令和3年に『パン屋 麦』、令和5年に麦のごはん屋さん『mike(ミケ)』を開業。
"できるかできないか"ではなく、"やるかやらないか"
料理人になったときから、「自分の店を持ちたい!」という思いがありました。いざ、パン屋を開店するとなったときに背中を押してくれたのは、「できるかできないかではなく、やるかやらないか」という言葉です。まずはやってみないとわからない、という言葉と共にスタートしました。
もともと誰かが喜んでくれることを考えるのが好きで、お客さんを喜ばせたい、仲間と楽しく働きたいという思いから、経営者にたどり着いたというのが正直なところです。重労働・長時間労働になりがちなパン屋を、自分たちのライフスタイルも大切にしながら続けていくためには、働き方を変えていかなければ実現できないと感じました。

「みんなでがんばろう」スタイル
そこで『パン屋 麦』では、詳細な業務マニュアルを作成し、スタッフ全員が製造から販売までどの業務もできるように取り組んでいます。こうすることで、スタッフのシフト交代など柔軟な対応ができるようになります。
また、作業時間短縮のために定番のパンの種類を少なくし、季節ごとに期間限定のパンを作っていくことにしました。
経営者という立場ではありますが、一人で決めすぎず、随時スタッフに相談して「みんなでがんばろう」というスタイルでやっています。新メニューもスタッフみんなで考え、それが自分たちのステップアップにもなっています。

働く人も、訪れる人も幸せになれる場所に
この人のこの料理が食べたい、という料理人になることも魅力的ですが、私はむしろ「みんなが働きやすくておいしいものに出会える場所を増やしたい」です。
楽しく働ける人が増えたり、おいしいものを食べて幸せになる人が増えたり、過ごす時間が幸せだったり、そんな居場所づくりができたらいいなと思います。
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