【伊勢の輝くひと・第1回】中川 亜沙美さん(AC FARM代表)

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ページ番号1016404  更新日 令和5年10月23日

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伊勢市では、誰もが個性と能力を発揮して働き続けることができる環境づくりを進めています。このことから、「伊勢の輝くひと」と題し、さまざまな分野で新しいことに挑戦し、自分らしくイキイキと輝いている人にインタビューを行い、働き方や暮らし方などについて紹介していきます。

【第1回】中川 亜沙美さん(農園「AC FARM(エーシーファーム)」代表)

中川さん

【プロフィール】

伊勢市出身。ウェディングプランナーとして県外で就職した後、2019年に新規就農。

自身が経営する農園「AC FARM」代表として、伊勢市と玉城町で主にサツマイモときゅうり、スナップエンドウを生産している。

ウェディングプランナーから農業へ ーふるさとの土に魅せられてー

実家のスイトピー栽培を手伝う中で、植物や土に触れているとき、つらさを抱えていた心が癒されたことが農業を始めたきっかけです。

地域にはキラキラした農家さんがたくさんいて、お話をさせていただくと共通の悩みや苦労があることが分かり、みんなで支え合いながら自然と向き合っているんだなと感じます。その土地で作られた作物をその土地で食べる、その循環が気持ちいいんです。

お客様に合わせた商品づくりや、みんなでひとつのものを作り上げるすばらしさ・大切さは、前職(ウェディングプランナー)で学んだことでもあって、様々な経験が今に繋がっていると感じています。

農作業の様子
農作業をする中川さん

働くことは、自分自身を表現できるツール

現在、「AC FARM」で農作業にかかわってくれている人は30人ほど。週2~3回や月1回など時間も様々です。子育て中や子育てを卒業した女性、退職後の男性なども来てくれています。

私自身が農業を通じて固定観念から解放された経験から、世代や性別に関わらずさまざまな人が集まって働くことができる場、土のパワーに触れることでお互いが持てるパワーを与え・与えられ、良い循環が生まれる場として「AC FARM」を確立させたいと思うようになりました。

本来働くということは、自分自身を表現できるツールのひとつ。さまざまな場所や職種で、誰もがもっと楽しく、自分らしく、無理なく働ける場が増えていけばいいなと思います。

私はこれを「AC FARM」という「場」で表現したいと考えています。

そして、これから

私自身、まだまだ目指すところには到達できていません。歩みはゆっくりですが、3年越しに考えていたサツマイモペーストの商品化がようやく実現しそうです。これも「AC FARM」に関わってくださる皆さんのおかげです。

これ以上無いだろうというほど働いても、気が付いたら乗り越えている、でもまたさらに上がある、その繰り返しです。本当に疲れますけど、進む方向は間違っていないと思っています。

私自身、農業者としても経営者としてもまだまだ未熟です。周りの方々に助けていただきながら、何とか進んでいます。

生まれ育ったこの土地で様々なことを学び、精進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

集合写真

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