第1回「スマホでパチリ伊勢の農フォトコンテスト」
農林水産課では、伊勢市内に在住または通学する小学生の方を対象に「伊勢市の魅力ある農業を発信!」というテーマで、伊勢の農フォトコンテストを実施致しました。
本企画は、伊勢市の農業にまつわる写真を募集し展示することで、児童に地域の農業・農産物に興味を持ってもらい、地産地消への理解につなげることを目的としております。
2023年度は写真40点の応募があり、最優秀賞2点、優秀賞6点(サンファームおばた賞2点・郷の恵風輪賞2点・民話の駅蘇民賞2点)が決定致しました。
入賞作品
最優秀賞/低学年の部
『カラフル野菜』 明野小学校 3年 田端眞波(たばたまはろ)さん
撮影した理由・作品に対する思い
お父さんが育てたカリフラワーが紫と白でお正月みたいで綺麗だったから写真を撮りました。
審査員講評
お父さんが育てたカリフラワーを撮影したとのこと。お父さんの協力を得て白と紫のカリフラワーを見栄えよく撮れています。あえてお父さんの顔を入れない構図にしたことによって収穫したカリフラワーが引き立った作品になっています。
最優秀賞/高学年の部
『じーじが育てたとうもろこし』 小俣小学校 5年 竹内一翔(たけうちかずと)さん
撮影した理由・作品に対する思い
たのしかったから
審査員講評
自慢げにとうもろこしを見せている女の子と、画面奥でおじいさんと男の子がとうもろこしを収穫している姿が入っている構図が良い。野菜を通じて繋がっている家族の温かさが感じられる一枚です。
優秀賞/サンファームおばた賞
『はじめてのいもほり』 厚生小学校 1年 中西ひな太(なかにしひなた)さん
撮影した理由・作品に対する思い
ぼくのおとうとは、きょねんまでママにだっこされていました。
よんさいに、なって、はじめておいもほりをしていました、
審査員講評
男の子の少しへっぴり腰な姿に初めての芋堀りらしい一生懸命さが出ている写真です。
優秀賞/サンファームおばた賞
『愛情たっぷりトマト。』 明野小学校 5年 中西陽奈乃(なかにしひなの)さん
撮影した理由・作品に対する思い
おじいちゃん、おばあちゃんの作ったトマトはとてもとてもおいしいです。
フルーツのように甘いトマト。トマトにかける時間&愛情は、それはそれはすごいもの。
そんなトマトをもっともっと多くの人に知ってほしくて撮影しました。
審査員講評
祖父母が手間暇かけて育てたトマトの収穫風景をうまくとらえています。ハウス内での撮影は光のとらえ方が難しいですが、葉陰の緑がトマトの赤をひきだす場所を上手く捉えて撮影しています。
優秀賞/郷の恵風輪賞
『大きくなったね。みんなに届け!』浜郷小学校 3年 田村柚乃(たむらゆずの)さん
撮影した理由・作品に対する思い
おばあちゃんの家に行ったとき、自転車で走っていたら、無人のイチゴ販売の建物を見つけました。
私はいちごが好きなので、ハウスで収穫しているところを撮らせてもらいました。
審査員講評
苺の収穫の様子をうまくとらえた写真です。ハウス天井部分の色彩が効果的です。もう少し横の広がりがあればより良かったと思います。
優秀賞/郷の恵風輪賞
『あっ!トラクターだ』 明野小学校 5年 兼子玖音(かねこくおん)さん
撮影した理由・作品に対する思い
トラクターがあると「農業」という感じが出そうだと思ったから。
審査員講評
農業の未来を感じるのは、ハイテク化する農機具。テレビアニメに登場しても良いようなトラクターの顔が表現されています。撮影者のコメントにありますように、農業といえばトラクターだという思いが表れた写真です。構図も良いです。
優秀賞/民話の駅蘇民賞
『大きなキャベツのお花』 明野小学校 3年 濱口友菜(はまぐちゆうな)さん
撮影した理由・作品に対する思い
スーパーで売られているキャベツが実際は、お花のように大きくて、感激したから。
審査員講評
店頭に並ぶ丸いキャベツだけを知る子供たちにとっては何枚もの葉に包まれている姿は花のように見えるのかもしれません。フリル状の葉とその中心の球状のキャベツのバランスが良い。
優秀賞/民話の駅蘇民賞
『家族皆んなで稲刈りだ!』 城田小学校 5年 山下陽汰(やましたはるた)さん
撮影した理由・作品に対する思い
家族皆んなで頑張った稲刈りです。
審査員講評
黄金色の田んぼを入れた稲刈り風景がうまくとらえられています。欲を言えば手前にコンバインの姿があればより良かったと思います。
- 鈴木一弘 (社団法人 日本広告写真家協会正会員)
- 上田和夫 (横輪町活性化委員会 会長)
- 中村彰良 (民話の駅蘇民 駅長)
- 村田浩一 (サンファームおばた 店長)
日本広告写真家協会正会員 鈴木一弘様 コメント
昨今はスマホやタブレットなどのツールがあり、子供たちにとっても手軽に写真を撮ることが当たり前の行為となりました。これを使って農作業風景とか野菜等を撮影することにより、子供たちが農業に関心を持つ機会を作ることは、非常に大切なことだと思います。農業の後継者不足が危惧されるなか、この写真コンテストへの応募により、農業への思いが芽生えるきっかけとなることを期待したいです。幼い頃の意識が後継者への育成につながり、ひいては農業の未来へと続いていく気がします。
写真のセレクトに関しては、子どもの視点で撮影した作品を尊重しました。視点がよくても、ピントが合ってないものとか、色が暗いとか等は写真としては良くありません。これは写真コンテストとして重要な点ですので、セレクトに関して色々なご意見はあると思いますが、ご理解ください。
表彰式を開催しました
令和6年3月30日(土曜)サンファームおばたにて表彰式を開催致しました。入賞者全員が出席し、賞状・記念品・副賞が授与されました。
スマホでパチリ伊勢の農フォトコンテスト 募集要項等
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