伊勢音頭

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ページ番号1011659  更新日 令和3年3月24日

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いせおんど

指定区分

種別
記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財(選択無形民俗文化財)
選択年月日
平成31年2月14日
所在地
伊勢市
管理者
特定せず

概要

伊勢音頭は、江戸時代に「はやり歌」として日本各地に伝わり、地元伊勢では「踊り歌」として伝承されてきた芸能です。明治以降は一時衰退しましたが、昭和7年(1932)に宮後町の医師、畑嘉聞(はたかもん)らにより復興されました。

このとき復興された伊勢音頭が、参宮の道中歌を元にした「道中伊勢音頭」と、関東で流行した歌を元にした「音曲入伊勢音頭」でした。「道中伊勢音頭」は踊りがなかったため創作し、「音曲入伊勢音頭」は大勢の人が一度に踊りやすいよう工夫を凝らしたことにより、現在の伊勢音頭の礎となっています。

昭和33年(1958)には、それらの伊勢音頭に改良を加えた「新編伊勢音頭」が誕生しました。また、「山田検番」(※芸者たちが籍を置いた事務所のこと。)の芸者たちがお座敷で披露していた伊勢音頭も現在まで受け継がれており、畑嘉聞が復興した当初の伊勢音頭は「古調伊勢音頭」という名で今も残っています。

伊勢音頭の曲は種類も多彩で、「道中伊勢音頭」、「正調伊勢音頭」の他、「扇の舞」、「別れの唄」、「さわぎ」などがあり、それぞれの踊りを受け継いでいる団体により披露されています。また、踊りやすい「さわぎ」は、市内の夏祭りなどでも見られます。

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