角屋家貿易関係資料 4種 ・アジア航海図(羊皮紙著色) 1面 ・御朱印旗 1旒 ・大湊角屋家旗 1旒 ・角屋家文書 7巻1冊

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ページ番号1009658  更新日 令和2年6月15日

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かどやけぼうえきかんけいしりょう 4しゅ ・あじあこうかいず(ようひしちゃくしょく) 1めん ・ごしゅいんき 1りゅう ・おおみなとかどやけはた 1りゅう ・かどやけもんじょ 7かん1さつ

指定区分
指定種別
有形文化財(歴史資料)
指定登録
昭和57年6月5日
所在地
伊勢市宇治館町1番地
管理者
神宮

概要

角屋家は戦国時代~江戸時代前期に大湊や松坂等で海運業を営んでいました。
これらの貿易関係資料を昭和32年(1957)に神宮が一括購入しました。
アジア航海図(羊皮紙著色):羊皮紙の表面全体に胡粉を塗り墨等により細密な海図が描かれています。江戸時代初期に朱印船貿易のためにヨーロッパ製ボルトラーノ型海図を参考に作成したと考えられます。
御朱印旗:平織の1枚布で、中央部に角屋の家紋である丸に三餅、その中の一つ一つに「御・朱・印」の三文字を入れています。江戸時代初期のものと考えられ、実際に御朱印船に掲げられ、航行に用いられました。
大湊角屋家旗:平織木綿の2幅継ぎです。上部の右より「大湊/角屋」と藍色で、その下に黒色の丸に朱色の三餅の紋を型染しています。角屋家が航行の際に使用しました。
角屋家文書:全7巻1冊から成り、我国と安南国との往復書状や航海の掟や船法等を具体的に伝えた家訓とも言える秘書等があり、角屋家の歴代の事跡を伝えた文書群です。

参考文献:『伊勢市史』第7巻 文化財編、『三重県史』別編 美術工芸(解説編)

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