交通バリアフリー基本構想(テキスト版)第3章

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ページ番号1005066  更新日 令和元年12月30日

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第3章 理念と目標

1 基本理念

市民と来訪者が、安心・快適にいきいきと過ごせるまちづくり

上位計画である第2次伊勢市総合計画や、市の関連計画である伊勢市都市マスタープラン全体構想Ver.2.0、伊勢市地域福祉計画、伊勢市観光基本計画を踏まえ、本基本構想の基本理念をこのように設定します。

2 基本方針

重点整備地区におけるバリアフリー化の促進

当市において、鉄道駅や医療施設、文化施設など市民や来訪者による利用頻度が高い施設が集積しており、バリアフリー化の必要性が高いと考えられる地区を重点整備地区として設定し、高齢者や障がい者などあらゆる人が施設の利用や地区内の移動を安全かつ円滑に行えるよう、バリアフリー化やユニバーサルデザインを採り入れた整備を進めます。

当事者視点でのバリアフリー化の促進

バリアフリーの整備基準を満たしている箇所であっても、高齢者や障がい者など、当事者にとっては使いにくい状況となっている場合があります。バリアフリー化を実施する際には、使う人にとって本当に使いやすい施設・道路となるように、福祉団体や高齢者・障がい者団体などの協力を仰ぎつつ、当事者の視点に立った整備を促進するよう努めます。

心のバリアフリーの促進

だれもが過ごしやすいまちをつくるためには、建物や道路などのハード面の整備だけでなく、市民ひとりひとりがバリアフリー化の重要性や、高齢者や障がい者、妊産婦など、日常生活おいて配慮が必要な人々への理解を深め、行動につなげることが必要です。こうした「心のバリアフリー」を進めるため、バリアフリーに関する情報の発信や、市民等に対する啓発など、ソフト面での取組を進めます。

3 目標年次

国が平成23年3月に策定した、バリアフリー法に基づく「移動等円滑化の促進に関する基本方針」では、平成32年度を目標年次として、駅や道路、公園などの移動円滑化の実施の目標値を定めています。
さらに、三重とこわか国体および三重とこわか大会の開催が平成33年に予定されていることから、これらを踏まえ、本基本構想における目標年次は、平成32年度とします。
また、目標年次以降の事業等についても、事前に検討や調整を進める必要があるものについては、本基本構想に位置づけることとします。

4 基本構想の位置づけ

本基本構想は、バリアフリー法及び国が策定した移動円滑化の促進に関する基本方針に基づき、市の上位計画である第2次伊勢市総合計画を踏まえて策定します。また、県の条例や関連計画、市の関連計画との整合を図ります。

図:基本構想の位置づけ イメージ図

5 策定体制および策定の流れ

本基本構想の策定にあたり協議を行う場として、『伊勢市交通バリアフリー基本構想策定協議会』を設置しました。

図:策定体制および策定の流れ イメージ図

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