百日咳が流行しています!

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ページ番号1018938  更新日 令和7年7月9日

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百日咳が流行しています!

症状

百日咳は、百日咳菌という細菌が原因の感染症で、長い間激しい咳が続くのが特徴です。どの年齢でもかかりますが、乳幼児で激しい咳による無呼吸発作・チアノーゼ・けいれん・呼吸停止に進展することがあり、注意が必要です。


経過は3期に分けられ、全経過で約2~3カ月で回復するとされています。

  1. カタル期約2週間持続:かぜ症状で始まり、次第に咳の回数が増えて程度も激しくなります。
  2. 痙咳期 (けいがいき)カタル期の後に約2~3週間持続:次第に特徴ある発作性けいれん性の咳痙咳となります。夜間の発作が多いですが、年齢が小さいほど症状は多様で、乳児期早期では特徴的な咳がなく、単に息を止めているような無呼吸発作からチアノーゼ(顔色や唇の色や爪の色が紫色に見えること)、けいれん、呼吸停止と進展することがあります。合併症としては肺炎や脳症などもあり特に乳児では注意が必要です。
  3. 回復期:激しい発作は次第に減衰し、2~3週間で認められなくなります。成人の百日咳では咳が長期にわたって持続しますが、典型的な発作性の咳を示すことはなく、やがて回復に向かいます。全経過で約2~3カ月で回復します。

予防と対策

乳幼児は生後2か月からの予防接種(五種混合ワクチン)が有効です。
しかし、接種後年数が経過し、免疫が減衰した人の発病もありますので、「手洗い・うがい・マスク着用」を心がけましょう。

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