人権啓発パンフレット:一人ひとりが輝くために(テキスト版)

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ページ番号1013098  更新日 令和7年11月27日

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女性の人権を守ろう

家庭や職場における男女差別、性犯罪等の女性に対する暴力、配偶者・パートナーからの暴力、職場での妊娠・出産等を理由とする不利益な取扱い(マタニティハラスメント)などの人権問題が発生しています。誰もが相互の立場を尊重して協力し合えるよう、関心と理解を深めることが必要です。

こどもの人権を守ろう

いじめや虐待、体罰、性犯罪・性暴力などのこどもをめぐる人権問題が深刻化しています。こどもが一人の人間として、また権利の享有主体として最大限に尊重されるよう、この問題についての関心と理解を深めていくことが必要です。

高齢者の人権を守ろう

高齢者に対する介護施設や家庭等における身体的・心理的虐待、高齢者の家族等による無断の財産処分(経済的虐待)などの人権問題が発生しています。高齢者が安心して生き生きと暮らせる社会にするため、認知症への理解も含め、この問題についての関心と理解を深めていくことが必要です。

障がいを理由とする偏見や差別をなくそう

障がいのある人が就職差別や職場において差別待遇を受けたり、車椅子での乗車、アパート・マンションへの入居及び店舗でのサービス等を拒否されたりするなどの人権問題が発生しています。障がいの有無にかかわらず、誰もがお互いの人権を尊重し合う「心のバリアフリー」を推進することによって、支え合う共生社会を実現しましょう。

部落差別(同和問題)を解消しよう

部落差別について、インターネット上の差別的書き込み、結婚・交際・就職・職場における差別、差別発言、差別落書き等の人権問題が依然として存在しています。この問題の解消に向けて、関心と理解を深めていくことが必要です。また、部落差別の解消を阻む「えせ同和行為」を排除するための取組を行っていくことが必要です。

アイヌの人々に対する偏見や差別をなくそう

先住民族であるアイヌの人々の民族としての誇りが尊重される社会を実現するため、その歴史、文化、伝統及び現状に関する認識と理解を深め、偏見や差別を解消していくことが必要です。

外国人の人権を尊重しよう

外国人であることを理由とする不当な就職上の取扱い、アパートやマンションへの入居拒否などの人権問題が発生しています。また、特定の民族や国籍の人々を排斥する差別的言動(ヘイトスピーチ)も重大な人権侵害です。支え合う共生社会を実現するため、文化等の多様性を認め、言語、宗教、生活習慣等の違いを正しく理解し、これらを尊重することが大切です。

感染症に関連する偏見や差別をなくそう

エイズ、肝炎等の感染症に関する知識や理解の不足から、日常生活や学校、職場等、社会生活の様々な場面で差別やプライバシー侵害などの人権問題が発生しています。感染症に関する正しい知識を持ち、正しい情報に基づく冷静な判断が重要です。

ハンセン病患者・元患者やその家族に対する偏見や差別をなくそう

ハンセン病については、かつての施設入所政策の下で、患者・元患者のみならず、家族に対して、厳しい偏見、差別が生じ、今なお存在しています。その境遇を踏まえ、ハンセン病についての正しい知識を持ち、関心と理解を深め、差別や偏見を解消していくことが必要です。

刑を終えて出所した人やその家族に対する偏見や差別をなくそう

刑を終えて出所した人や、その家族に対する偏見は根強く、就職差別や住居の確保が困難であることなどの人権問題が発生しています。刑を終えて出所した人が更生するためには、本人の強い更生意欲とともに、周囲の人々の理解と協力により円滑な社会復帰を実現することが重要です。

犯罪被害者やその家族の人権に配慮しよう

犯罪被害者やその家族が、興味本位のうわさや心ない中傷などにより名誉を傷つけられたり、私生活の平穏を脅かされたりするなどの人権問題が発生しています。犯罪被害者やその家族の立場を考え、この問題についての関心と理解を深めていくことが必要です。

インターネット上の人権侵害をなくそう

インターネット上で、他人を誹謗中傷したり、個人の名誉やプライバシーを侵害したり、偏見・差別を助長するような情報を発信したりするといった悪質な事案が急増しています。インターネットを利用する際は、ルールやマナーを守り、正しい人権感覚を持って利用することが必要です。

北朝鮮当局による人権侵害問題に対する認識を深めよう

拉致問題を始めとする北朝鮮当局による人権侵害問題は、国際社会を挙げて取り組むべき課題とされています。拉致問題などを他人ごととしてではなく、みんなが関心を持ち続けることが解決への一助になります。

ホームレスに対する偏見や差別をなくそう

ホームレスの自立を図るために様々な取組が行われている一方、ホームレスに対する嫌がらせや暴行事件等の人権問題も発生しています。この問題についての関心と理解を深め、偏見や差別を解消していくことが必要です。

性的マイノリティに関する偏見や差別をなくそう

性的マイノリティであることを理由として、社会の中で偏見の目にさらされたり、職場で昇進を妨げられたり、学校生活でいじめられたりするなどの人権問題が発生しています。この問題について、関心と理解を深め、偏見や差別を解消していくことが大切です。

人身取引をなくそう

人身取引(性的サービスや労働の強要等)は、重大な犯罪であるとともに、基本的人権を侵害する深刻な問題です。この問題についての関心と理解を深めていくことが必要です。

震災等の災害に起因する偏見や差別をなくそう

震災等の大きな災害の発生時における、不確かな情報に基づいて他人を不当に取り扱ったり、偏見や差別を助長するような情報を発信するなどの行動は、重大な人権侵害になり得るだけでなく、避難や復興の妨げにもなりかねません。正しい情報と冷静な判断に基づき、思いやりの心をもって行動しましょう。

ゲノム情報(遺伝情報)に関する偏見や差別をなくそう

「良質かつ適切なゲノム医療を安心して受けられるようにするための施策の総合的かつ計画的な推進に関する法律」により、ゲノム医療が普及し、ゲノム情報(遺伝情報)の活用が拡大されることが見込まれます。その中でゲノム情報(遺伝情報)に関する知識や理解の不足から、日常生活の様々な場面で、不当な差別やプライバシー侵害などの人権問題が発生するおそれがあります。この問題について関心と理解を深めていくことが必要です。

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