生ごみ処理機「キエーロ」のモニタリング(実証実験)を行いました!

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ページ番号1001453  更新日 令和3年4月1日

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ごみ減量課では、伊勢市女性団体連絡協議会さん、伊勢市食生活改善推進協議会さんと協同で、近年多くの自治体で、生ごみ処理機として導入促進されている、「キエーロ」を使って生ごみの減量効果等をモニタリング(実証実験)しました(平成29年5月から平成30年9月まで実施)。

〈キエーロ〉とは?

「キエーロ」とは、土の力(バクテリア)で生ごみを分解する生ごみ処理機のことです。

開発されたのは、神奈川県葉山町にお住いの松本さんご夫婦です。ごみ処理に関心が高かったご夫婦が、さまざまな生ごみ処理機を試されたところ、臭いや虫、維持経費がかかるなど、どれも満足するものがありませんでした。そこで、試しに庭に穴を開け、落ち葉などと一緒に生ごみを混ぜて埋めたところ、ごみが綺麗に無くなっていたことから、さらに研究を重ね、現在の「バクテリアdeキエーロ」と「ベランダdeキエーロ」を開発されました。

「キエーロ」の種類

  • 「バクテリアdeキエーロ」:庭や畑などに直接設置するタイプ(サイズ:高さ50cm・幅114cm・奥行き66cm)
  • 「ベランダdeキエーロ」:ベランダ等のコンクリートの上など、土のない場所でも使用できるタイプ(高さ80cm・幅90cm・奥行き43cm)
写真1
(※写真はごみ減量課で使用している「ベランダdeキエーロ」です)

特徴は?

  1. バクテリアの力でごみを分解する(黒土の中に含まれているので、別に菌を購入する必要はありません)。
  2. バクテリアがごみを分解するので、土はほとんど増えない(コンポストのように、増えた土の処分をする必要がない)。
  3. 維持費はほとんどかからない(ごみ以外には水を入れるくらい)。

この他にも、他の生ごみ処理機に比べて、

  • 土中深く(20cm以上)に埋めるので、虫や臭いが気にならない。
  • リサイクルできない天ぷら油(汚れたものや、臭いや粘度が強いもの)、カレー・シチュー、ソースなどの残り汁なども投入が可能。
  • 微生物の活性にはある程度の水分が必要なことから、生ごみは水切りせずに投入することが可能。

投入時の注意点

  • 分解されにくいもの(繊維質の多い野菜の皮など):タケノコやトウモロコシの皮など
  • 分解されないもの:動物の骨、貝殻、梅干しの種、つまようじ、竹串など

※これらのものは、処理できないので投入は避けた方が良いです。

写真:生ごみ投入

写真:処理後の生ごみ


※左の写真は投入した生ごみで、右の写真は1週間後の写真です。

使い方

準備編

1.置く場所を決める

ポイント

なるべく日当たりが良く、風通しのいい場所に置くのがオススメです!

写真:日当たりの良い場所に置いたキエーロ

2.キエーロをセットする。

用意するもの
  • 黒土(90L~100L)
  • スコップ(剣先中型)、ジョウロまたはバケツ(ペットボトルでも代用可能)
  • プラスチックまたは、ステンレス製の蓋つき容器
写真:ステンレス容器
(※写真はごみ減量課で使用しているものです。)

3.キエーロに生ごみを投入する

20cm~30cmの深さに掘ります

写真:穴掘り後


貯めておいた生ごみを入れて、周りの土とよく混ぜます
(1回に入れる生ごみ量の目安は500gまでです)

写真:生ごみ投入


スコップで混ぜた土を切るように混ぜると、分解が早くなります

写真:土と混ぜている

4.乾いた土を被せる

上から土を被せ、生ごみが空気に触れないようにします


写真:上から土をかける


空気に触れないことで、虫や臭気を防ぎます

5.埋める場所を変える

埋める場所を変えながら、3~4を繰り返してごみを埋める

写真:埋めたて順


※夏場は5日、冬場は2週間ほどで、ごみは分解されます。

モニタリング(実証実験)結果

モニタリング結果につきましては添付ファイルのとおりです。

イラスト:カモシ

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このページに関するお問い合わせ

ごみ減量課
〒515-0505 三重県伊勢市西豊浜町654
電話:0596-37-1443
ファクス:0596-37-0189
ごみ減量課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。