伊勢国朝熊山経ヶ峯経塚出土品・陶経筒(承安3)1口 以上第1経塚・銅経筒2口・銅鏡2面・青白磁盒子1口以上第2経塚・銅経筒(平治元)1口・経巻(平治元)13巻・線刻阿弥陀三尊鏡像1面・線刻阿弥陀三尊来迎鏡像2面・線刻阿弥陀如来鏡像1面・銅提子1口・土製外筒1具以上第3経塚
いせのくにあさまやまきょうがみねきょうづかしゅつどひん ・とうきょうづつ(じょうあん3) 1くち いじょうだい1きょうづか ・どうきょうづつ 2くち ・どうきょう 2めん ・せいはくじごうす 1くち いじょうだい2きょうづか ・どうきょうづつ(へいじがん) 1くち ・きょうかん(へいじがん) 13かん ・せんこくあみださんぞんきょうぞう 1めん ・せんこくあみださんぞんらいごうきょうぞう 2めん ・せんこくあみだにょらいきょうぞう 1めん ・どうひさげ 1くち ・どせいがいとう 1ぐ いじょうだい3きょうづか
- 指定区分
- 国宝
- 指定種別
- 有形文化財(考古資料)
- 指定登録
- 昭和38年7月1日 国宝
昭和37年6月22日 追加指定
明治45年2月8日 重文 - 所在地
- 伊勢市朝熊町字岳
- 管理者
- 金剛證寺
概要
朝熊山経塚群から出土したもので、明治時代に「陶経筒(承安3)」が、その他のものは昭和34・35年(1959・1960)の伊勢湾台風による倒木整理作業中に発見されました。
4面の鏡は線刻の技術が巧みで優れたもので、金工品としてだけでなく絵画資料としも貴重な作品です。また、史料的には承安3年(1173)銘の陶製経筒、平治元年(1159)銘の銅製経筒や奥書がある法華経等から神宮神官が経塚造営にかかわった事が分かります。
経塚や神宮神官の性格を考える上で貴重な資料です。
参考文献:『伊勢市史』第7巻 文化財編、『三重県史』別編 美術工芸(解説編)
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