安養寺跡出土品
あんようじあとしゅつどひん
- 指定区分
- 市
- 指定種別
- 有形文化財(考古資料)
- 指定登録
- 平成26年9月25日
- 所在地
- 伊勢市岩渕1丁目7-29
- 管理者
- 伊勢市

概要
安養寺跡は、五十鈴川下流域の伊勢市二見町光の街に位置する、平安時代末期から鎌倉時代の寺院跡で、平安時代末期の歌人西行が草庵を構えた場所と言われています。
発掘調査により建物跡や池状遺構・溝等が見つかり、土師器、山茶碗、瓦器椀、青磁椀、瓦、木製品等が出土しました。出土品の中で注目されるのが多量に見つかった木製品で、その中でも墨書木製品が特筆されます。これらには、裸の人物と2匹の蛙が描かれた板材や馬と植物が描かれた長方形板等があります。当時の人々の生活や南伊勢地域の歴史を考える上で、重要な資料です。
参考文献:『安養寺跡・豆石山中世墓群・豆石山経塚群・五峰山2号墳』
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