木造雨宝童子立像
もくぞううほうどうじりゅうぞう
- 指定区分
- 国
- 指定種別
- 有形文化財(彫刻)
- 指定登録
- 明治45年2月8日
- 所在地
- 伊勢市朝熊町字岳
- 管理者
- 金剛證寺
概要
一木造りで、上に五輪塔を戴き、左手に宝珠、右手に宝棒をもち、豊かな髪を長く垂らした天女の姿をしています。
寺伝では、朝熊山で求聞持法を修した空海が天長2年(825)に天照大神の託宣により朝熊山の護法神として彫出したと言われています。
制作年代は仏像のつくり等から平安時代後期と考えられます。
参考文献:『伊勢市史』第7巻 文化財編、『三重県史』別編 美術工芸(解説編)
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