紙本著色九鬼嘉隆像
しほんちゃくしょくくきよしたかぞう
- 指定区分
- 国
- 指定種別
- 有形文化財(絵画)
- 指定登録
- 明治45年2月8日
- 所在地
- 伊勢市朝熊町字岳
- 管理者
- 金剛證寺
概要
衣冠束帯の姿で、右手に笏を持ち、長刀をはき、全体に戦国武将としてふさわしい風格を示しています。上部の賛辞に「時慶長丁未冬日」とある事から慶長12年(1607)に近い頃の作と考えられます。
この像は嘉隆の孫の丹波国綾部城主九鬼隆季が寛文12年(1672)に嘉隆の祠堂料とともに金剛證寺に寄進しました。
参考文献:『伊勢市史』第7巻 文化財編
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