天養記
てんようき
- 指定区分
- 国
- 指定種別
- 有形文化財(古文書)
- 指定登録
- 平成18年6月9日
- 所在地
- 伊勢市宇治館町1番地
- 管理者
- 神宮
概要
内宮の神領大庭御厨(現:神奈川県藤沢市大庭を中心に茅ヶ崎市に及ぶ)に源義朝らが越境乱入したため朝廷に訴えた文書や御厨の経営等に関する文書等を書写して1巻にしたものです。
天養2年(1145)の文書が大部分を占めているため『天養記』と呼ばれています。
書写年代は紙墨等から鎌倉時代初期から中期頃にかけてと考えられます。
東国における寄進地系荘園の状況が分かる、貴重な史料です。
参考文献:『伊勢市史』第7巻 文化財編、『三重県史』別編 美術工芸(解説編)
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