太刀(伝吉包) 附 黒漆太刀拵
たち(でんよしかね) つけたり くろうるしたちごしらえ
- 指定区分
- 国
- 指定種別
- 有形文化財(工芸品)
- 指定登録
- 大正2年4月14日
- 所在地
- 伊勢市朝熊町字岳
- 管理者
- 金剛證寺
概要
寺伝によると源義朝佩用の太刀で、もとは尾張国知多郡内海の鎌田宗佑所有で、明徳3年(1392)に寄進されたと言われています。また、作者と伝えられている吉包は平安時代~鎌倉時代初期に備前国で活躍した刀工一派「古備前」に属していました。
本太刀は長寸で身幅広く、腰反り深く踏ん張りのある力強い体佩です。
参考文献:『伊勢市史』第7巻 文化財編、『三重県史』別編 美術工芸(解説編)
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