紙本著色熊野観心十界曼荼羅
しほんちゃくしょくくまのかんしんじゅっかいまんだら
- 指定区分
- 県
- 指定種別
- 有形民俗文化財
- 指定登録
- 平成3年10月23日
- 所在地
- 伊勢市小俣町元町753
- 管理者
- 浄土寺
概要
熊野観心十界曼荼羅は、中世から近世初期にかけて、熊野信仰の普及拡大に努めた熊野比丘尼と呼ばれる女性宗教者が、各地を勧進する際に携行したもので、この絵を往来にかけて「絵解き」と呼ばれる解説を行い、熊野への参詣や堂舎造営の募金を勧めました。
裏面に記された墨書によって文化12年(1815)に修理が行われたことが分かり、制作年代はそれ以前と考えられます。
伊勢市内にある唯一の熊野観心十界曼荼羅と貴重なものです。
参考文献:『小俣町史』
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