訪日外国人の方々にも選ばれる観光都市へ
インバウンド誘客のさらなる推進(情報発信・プロモーション)
取り組みの背景
訪日外国人数は令和6年(2024年)に約3,687万人を記録し、コロナ禍前である令和元年(平成31年、2019年)の約3,188万人から大きく増加しています。伊勢においても訪日外国人は増加傾向にありますが、観光客全体の中での割合は小さく、もっと多くの訪日外国人に訪れてもらうために、伊勢の観光地としての魅力を高め、知ってもらう必要があります。
令和15年(2033年)に予定されている第63回神宮式年遷宮は、国内外のメディアの注目を伊勢に集める好機です。今後、インバウンド誘客のための情報発信・プロモーションを一層強化していきます。
取り組みの概要
日本の伝統的文化・歴史に対する関心が高い欧米圏、特にアメリカ、イギリス、フランスを重点ターゲットとして、伊勢の観光資源の魅力を様々な媒体で発信するとともに、海外のメディア関係者やインフルエンサー等を招聘し、世界における伊勢の認知度向上と誘客促進につなげます。
また、インバウンド誘客に強みを持つ企業から人材を受け入れ、専門的なノウハウや知見を取り入れながらインバウンド誘客の基盤構築に取り組みます。
担当者の思い
これから人口減少に伴い国内需要が縮小していく中、インバウンド需要を取り込むことで新たな観光の柱を築き、地域経済を活性化させることを目指します。
訪日外国人の増加は、世界における伊勢の魅力を証明し、市民の地域に対する愛着と誇りを醸成する契機になると考えています。特に、伊勢の文化や歴史を尊重できる方々に訪れていただくことで、市民の方々と観光客の方々の相互交流や、伊勢の文化・歴史への理解が一層促進されると考えています。
こうした地域への愛着や誇りの醸成を通じて、次世代へ伊勢の文化・歴史、常若の精神を受け継ぎ、持続可能な地域づくりを実現していきたいと思います。
取り組み状況等
令和7年度は、首都圏・関西圏のホテルで訪日外国人に旅行手配・案内等を行う「コンシェルジュ」の方々や、外国人インフルエンサー、外国人留学生の方々を伊勢へ招聘します。伊勢での体験を通じて、伊勢の文化・歴史・食などの魅力を情報発信していただく事業の企画を進めています。
【参考】伊勢神宮外国人参拝者数は、令和6年に過去最高の約11万人となりました。全体(約754万人)の中での割合は約1.5%となっています。
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