【質問】ロコモティブシンドロームってなんですか?(「広報いせ」令和8年2月1日号掲載)

皆さんが疑問に思っている健康などに関する素朴な質問に対し、市立伊勢総合病院の谷崎医師がお答えします。さまざまな症状の患者さんに対応する「総合診療科」の観点から、分かりやすく「広報いせ」などでお答えしていきますので、皆さんの日常生活にぜひお役立てください。
【回答】運動器の障害のせいで、身体能力が落ちていることです。
ロコモのサインに要注意!!
骨・関節・筋肉など「運動器」の不調により、立つ・歩くなどの能力が低下した状態をロコモティブシンドローム(以下、ロコモ)と呼びます。ロコモが進行すると、自立した生活が続けにくくなり、将来的に介護を受ける可能性が高まります。また、転倒や骨折とも関連していることや、転倒を恐れて外出頻度が減り、次第に抑うつなどの気分の落ち込みにつながっていくことなどが大きな問題でもあります。気になる方は、このサイトでロコモ度をチェックしてみましょう。
ロコモ要注意のサイン
- 片脚立ちで靴下がはけない
- 家の中でつまづく
- 階段で手すりが必要
- 重さ2キログラム程度の買い物がキツイ など
食事と運動で健康に
ロコモ対策で重要なことは、バランスの取れた食事と運動です。特に食事では主菜・副菜のバランスはもとより、カルシウムとタンパク質の摂取が重要です(※腎臓が悪い方はタンパク質の過剰摂取が悪影響を及ぼすことがありますので、必ず主治医に相談してください)。
運動で重要なことは、「痛みをこらえてでもがんばる」ではなく、「痛みのない範囲で、続けられる形で動く」ということです。回数が少なくてもよいので、片脚立ちやスクワットを、最初は週に2-3回くらいから始め、慣れてきたら毎日の生活の中に溶け込ませていきましょう。痛みが強くなったり、その他の症状が新しく出た場合には無理に続けず、主治医や整形外科に相談してください。
ロコモと似たような言葉に、「フレイル」があります。フレイルは、加齢により体の問題だけでなく、心が弱ったり、社会参加が減って孤立したり、といった心理社会的な面も含んだ概念です。ロコモと同じく栄養や運動はフレイル予防に有効ですし、それに加えて積極的な社会参加も大切です。
参考:フレイル・ロコモ克服のための医学会宣言
健康に関する素朴な質問を募集中!
質問の応募方法
皆さんからの、日常生活で気になるちょっとした「健康に関する質問」を募集します。いただいた質問は、谷崎医師がピックアップ(選択)し、「広報いせ」などで随時お答えしていきます。
質問方法
質問内容とともに住所・氏名・電話番号を記入し、次のいずれかの方法で伊勢市役所広報広聴課へ質問をお送りください。
- 本ページ内の健康なんでも相談室質問受け付けフォーム
- 直接または郵送・ファクス
(〒516-8601 岩渕1丁目7-29、ファクス 22-9699)
※質問内容・回答は、市のホームページ・SNS・ケーブル行政放送などの市広報媒体で掲載する場合があります。
※質問内容は、必ず「健康に関する質問」でお願いします。掲載に不適切であると思われる質問にはお答えできません。また、個人的な質問にはお答えしかねますので、あらかじめご承知おきいただきますよう、よろしくお願いいたします。
※いただきました全ての質問にお答えできませんので、あらかじめご了承ください。
健康なんでも相談室質問受け付けフォーム
本受け付けフォーム内において必須事項を記入し、「内容」欄に質問内容とともに住所・氏名・電話番号をご記入ください。
より良いホームページにするために、ページのご感想をお聞かせください。
このページに関するお問い合わせ
広報広聴課
〒516-8601
三重県伊勢市岩渕1丁目7番29号
本館2階
電話:0596-21-5515
ファクス:0596-22-9699
広報広聴課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。
