訪問購入(押し買い)に注意!
「売るつもりのないものを強引に買い取られた!」という相談が増えています。
「大切な貴金属が持ち去られた」などの相談も寄せられています。
訪問購入トラブル事例
- 皿だけ売る予定が、売るつもりのない時計まで強引に買い取られてしまった。
- 断ってもしつこく居座られ、二束三文で貴金属を買い取られてしまった。
- ふと目を離した隙に金のネックレスやダイヤの指輪などを業者に持ち去られたようだ。
- 身に着けていた母の形見の指輪を業者から強引に要求され怖い思いをした。
- 一人暮らしの認知症の母親が記念硬貨を安値で買い取られていた。
- クーリング・オフをして返品してもらったが、指輪が2つ足りない。
消費生活センターからのアドバイス
- 購入業者から電話がかかってきても、安易に訪問を承諾しないようにしましょう。
- 突然訪問してきた購入業者は家に入れないようにしましょう。
購入業者訪問時
- 事前に、購入業者の名称、買い取ってもらう物品の対象をしっかり確認しましょう。
- 一人で対応しない、購入業者に見せた物品から絶対に目を離さないようにしましょう。
- 買い取りの勧誘を承諾していない貴金属の売却を迫られたら、きっぱり断りましょう。
- 購入業者から交付された書面をしっかり確認しましょう。
ひとりで悩まず、相談してください。
クーリング・オフ期間内(契約書面受領日を含め8日間)は、購入業者に物品の引渡しを拒むことができます。
買取業者の「突然の訪問(訪問の約束のない訪問)」は違法です。
訪問時、電話などで買い取りの約束をした物品以外の物について、買い取りの勧誘をすることは禁止されています。
トラブルになった場合や不安がある場合は、消費生活センターに相談しましょう。
消費者ホットライン「188(いやや!)」番
お住いの地域の消費生活センター等をご案内する全国共通の3桁の電話番号です。
警察相談専用電話「#9110」
生活の安全に関わる悩みごと・困りごとなど、緊急でない相談を警察にする場合は、全国統一番号の「#9110」番をご利用ください。電話をかけると発信地を管轄する警察本部等の相談の総合窓口に接続されます。
「何度断っても販売業者が帰らない」「販売業者に脅されている」などの緊急時は、110番で警察に電話してください。
身近な高齢者を守るために
主に80歳以上の女性が被害に遭っています。
消費生活センター等への相談は、家族やホームヘルパー、地域包括支援センターなどの職員からでも可能です。
高齢者の消費者トラブルを防ぐためには、不審な人間が出入りしていたり、困った様子がうかがえたりしないか等、日頃から高齢者の生活や言動、態度などを見守り、身近にいる周りの方が変化にいち早く気付くことがとても重要です。
身近な高齢者がトラブルにあっているのではないかと気づいた場合は、できるだけ早く相談してください。
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このページに関するお問い合わせ
伊勢市消費生活センター(商工労政課内)
〒516-8601
三重県伊勢市岩渕1丁目7番29号
東館3階
電話:0596-21-5717
ファクス:0596-22-5014
伊勢市消費生活センター(商工労政課内)へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。
※消費生活に関するご相談は、伊勢市・志摩市・鳥羽市・玉城町・南伊勢町・大紀町に在住の人に限ります。それ以外の人は、「消費者ホットライン」【電話:188(全国共通)】をご利用ください。