ライブ配信サービスで投げ銭!~高額課金に気を付けて~
夏休み・冬休みには、未成年の『高額課金』の相談が増加します!
ライブ配信サービスの配信者を応援するため、オンライン上で課金する「投げ銭」で、子どもが保護者に無断で課金したという相談が寄せられています。
YouTube、TikTokやInstagramなどのライブ配信、Twitterでも「投げ銭」機能は利用できます。
- 「親名義のクレジットカード情報」が子どもが使っているスマートフォンに登録してあり、クレジットカード会社から高額請求がきた。
- 子どもが使っているスマートフォンの利用者が母親名義になっており、高額のキャリア決済ができるようになっていた。携帯電話料金が高額だったので、携帯電話会社に問い合わせると『投げ銭』だった。
- 子どもが祖父の家に泊まりに行って、「祖父名義のクレジットカード情報」の登録してあるタブレットで動画を視聴し、高額課金してしまった。
- 父親が昔使っていたスマートフォンを子どもに使わせていたら、「父親名義のクレジットカード情報」が登録されたままになっており、高額課金の請求が来た。
などのケースがあります。
- 配信者(ライバー)に認められたい
- 配信者(ライバー)のランキングに貢献したい
- 他の支援者たちと競い合った
などの理由で、「投げ銭」を繰り返し、「気が付いたら高額になっていた」というケースが多くあります。
18歳以上の課金は『未成年取消』できません!
小中学生だけでなく、成人からの相談もあります。
高校生でも、課金した時点で18歳以上であれば、未成年取消はできません。
また、精神的な障がいを理由に、課金を取り消すこともできません。
高額課金者のなかには、「依存症」のように「やめたくてもやめられない状態」になってしまう方もいます。
消費生活センターからのアドバイス
- 子どもにスマートフォンやタブレットを使わせる場合は、クレジットカードの登録状況やキャリア決済の設定状況等を確認しましょう。
(クレジットカード決済時は親の承認が必要な設定にする、キャリア決済を利用しない設定にするなど) - 小さい子どもがスマートフォンやタブレットを使う時は、リビングなどの親の目の届く場所で使用させるようにしましょう。
- 子どもが勝手に使わないように、スマートフォンやタブレット端末の暗証番号の管理を徹底しましょう。
- 保護者のアカウントを子どもに利用させないようにしたり、ペアレンタルコントロールを利用し、子どもの利用を制限したりすることが有効です。
- 子どもが保護者の許可なく課金しないように、子どもが利用しているサービスやその決済の仕組みを理解し、使い方やルールについて、日ごろから家族で話し合いましょう。
ひとりで悩ます、相談してください。
困ったときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください(消費者 ホットライン188)。
オンラインゲームの課金トラブルにも気を付けて!
- 子どものゲーム課金トラブル
- 依存症の相談窓口 [三重県こころの健康センター(精神保健福祉センター)](外部リンク)
- ライブ配信サービスで投げ銭! 高額課金に気を付けて [国民生活センター](外部リンク)
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伊勢市消費生活センター(商工労政課内)
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