海外の製品を並行輸入や個人輸入として購入するときの注意点

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ページ番号1008407  更新日 令和5年10月6日

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並行輸入・個人輸入した商品によるトラブルが多数発生しています。

トラブル事例

  • インターネットで「筋肉増強サプリ」や「ダイエットサプリ」を個人輸入し服用したところ、抑うつや肝障害などの症状が現れ、重い障がいが残ってしまった。
  • 「並行輸入のブランド品」を買ったら、保証や修理などのアフターサービスが受けられなかった。
  • 海外で販売された『技適マーク』の付いていないスマートフォンは、国内で使用すると電波法違反で罰せられると指摘された。
  • 海外製のダイエットゼリーをフリマアプリで購入して食べたところ、体調が悪くなった。怪しいと思って調べてみると、国内で承認されていない医薬成分が検出されたという記事が出てきた。
  • インターネットの評判を見て個人輸入サイトから購入した美白クリームを、皮膚の色素沈着のある部位に使用したところ、かぶれて色素沈着がより強くなった。ーNEW-

購入するときの注意点

  • 購入前に、リコール対象製品になっていないか確認しましょう。
  • 事業者の連絡先を確認し、記録しておきましょう。
    販売元の名称、URL、電話番号、メールアドレス、住所等は必ず控えておきましょう。
    購入後、販売店と連絡がつかなくなる場合もあります。

並行輸入について

  • 取扱説明書が日本語に訳されていない場合があります。
    取扱説明書の注意事項については、使用前に必ず確認してください。
  • 初期不良時の返品・交換ができない場合があります。
  • 正規代理店で、修理などのアフターサービスが受けられない場合があります。
  • 日本向けの製品とは、仕様が異なっている製品もあります。

個人輸入について

  • 個人使用目的で輸入した場合、食品衛生法や電気用品安全法などの規制対象外になります。
    安全性は確保されていません。
  • 輸送中の商品の破損、使用中の製品事故などの際に、対応してもらえない場合があります。
  • 個人輸入した医薬品や化粧品に関する注意点 ーNEWー
    • 品質、有効性及び安全性の確認がされていない可能性があります。
      個人輸入した医薬品・化粧品等は、品質・有効性及び安全性について、国内の法的規制を受けません。
    • 販売サイト等での記載や商品の表示や説明が日本語ではない場合もあり、使用方法や注意表示等の内容を正しく十分に理解できないまま、購入したり、使用してしまうことも考えられます。
    • 体調不良等の異常が起きた場合、国内に拠点がある事業者とは異なり、事業者との交渉も困難で、補償が得られない可能性も高いと考えられます。
    • 医薬品・化粧品の個人輸入は、自己使用の目的に限り認められており、個人輸入したものを他人に 販売・授与することはできません。
  • 契約内容が表示された画面は、スクリーンショットなどで保存しておきましょう。

インターネットショッピングについて

インターネットショッピングで商品を購入する場合、意図せず個人輸入となってしまう場合があります。
インターネットショッピング利用の際は、販売店の名称、住所、連絡先等を注文前に必ず確認し、返品条件など、不審な点は問い合わせるようにしてください。

インターネット販売に、クーリング・オフ制度はありません。
「お客様都合での返品は受け付けておりません」などの表示がある場合、商品の返品はできません。
(返品条件の表示がない場合には、商品が届いて8日以内であれば、消費者の送料負担で返品できます)
並行輸入や個人輸入を検討している方は、十分に注意し、よく調べてから利用してください。

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このページに関するお問い合わせ

伊勢市消費生活センター(商工労政課内)
〒516-8601
三重県伊勢市岩渕1丁目7番29号
東館3階
電話:0596-21-5717
ファクス:0596-22-5014
伊勢市消費生活センター(商工労政課内)へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。