海外からの健康食品・医薬品の個人輸入

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ページ番号1005536  更新日 令和5年12月14日

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個人輸入した医薬品などの服用による健康被害の事例

イラスト:サプリメント

  1. 「ホスピタルダイエット」などと称する錠剤・カプセル剤
    → どうき、めまい、死亡に至ったケースも
  2. 個人輸入した漢方薬 → 肝機能障害、頭痛、めまい、低血糖など
  3. フリマサイトで購入した海外製のダイエットゼリーを食べたところ、体調が悪くなった。」
    → 国内で承認されていない医薬品成分が検出。
    医薬品を個人輸入し、販売することは違法です!
  4. 「2年前にダイエットサプリを個人輸入して飲んだら手足が震える等の症状が出ていまだに治らない。」
  5. SNS上の広告を見てインターネット通信販売で購入した、ほくろ、いぼ、しみ等が取れるという、海外製のクリームを顔面のほくろにつけたところ、化学熱傷を負った。-NEW-(詳細は下部関連リンクで確認)

個人輸入のリスク

  1. 日本の医薬品医療機器等法に基づく品質・有効性・安全性の確認がされていない。
  2. 虚偽または誇大な効能・効果をうたっている場合がある。
  3. 不衛生な場所や方法で製造されたおそれがある。
  4. 正規のメーカー品を装ったニセモノである可能性がある。
    偽造薬は「関税法」の「知的財産侵害物品」にあたるため、国内への持ち込みは禁止されています。
  5. 副作用や不具合などが起きたときに、成分や作用に関する情報が得られず、医師でも迅速な処置が困難。
    「医薬品副作用被害救済制度」(※1)の対象外となります。

(※1)医薬品医療機器等法に基づき国内で販売されている医薬品などは、品質・有効性・安全性について十分に確認されており、販売後も引き続きそれらが管理されています。さらに、もしこのような医薬品を適正に使用したにもかかわらず重大な健康被害が生じた場合は、その救済を図る公的制度(医薬品副作用被害救済制度)が設けられています。

輸入代行業者を利用する場合は慎重に

代行業者と連絡がつかなくなったり、購入商品にトラブルが生じたりした場合、語学力や時差などの事情から交渉は困難になります。サイトの利用規約などもよく確認しましょう。


トラブルを防ぐためのアドバイス

イラスト:健康食品

  • 個人輸入のリスクを理解した上で購入しましょう。
  • 購入前に購入先や返品条件などの契約内容を確認しておきましょう。
  • 事業者の連絡先を確認し、記録しておきましょう。
  • 事前に医師や薬剤師などの専門家とも相談し、必要性について十分に検討しましょう。
    自己判断による使用で、人体に悪影響を及ぼす可能性があります。

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このページに関するお問い合わせ

伊勢市消費生活センター(商工労政課内)
〒516-8601
三重県伊勢市岩渕1丁目7番29号
東館3階
電話:0596-21-5717
ファクス:0596-22-5014
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