モバイルバッテリーなどの『リチウムイオン電池での発火事故』に注意!

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ページ番号1005526  更新日 令和5年7月18日

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モバイルバッテリーは取扱いを誤ると過熱・発煙・発火し、火災の原因となることもあります。

主な事故事例

  • 電車内でリュックの中のモバイルバッテリーが火を噴き、リュックと車内の床を焦がした。
  • モバイルバッテリーを充電していたら、煙が出て発火し、指をやけどした。
  • 車内でモバイルバッテリーを充電中に発火。車のシートが焦げた。

事故原因

  • モバイルバッテリーに内蔵された、リチウムイオン電池の劣化。
  • モバイルバッテリー自体の品質が悪い。
  • モバイルバッテリーの充電器が非純正(電圧が規格に合っていない)。
  • 落下や強い圧力でモバイルバッテリーがダメージを受けている。
  • モバイルバッテリーを高温になる場所に放置。

消費者へのアドバイス

マーク:PSEマーク
このマークがありますか?
  • 使用中のモバイルバッテリーが『リコール対象品』ではないか確認しましょう。
  • 新規に購入する際は、PSEマークを必ず確認しましょう。
  • バッテリーに強い衝撃、圧力を加えないようにしましょう。
  • 高温の環境(炎天下の車内など)に放置しないようにしましょう。
モバイルバッテリーが膨らんだり、非常に高温になるなどの異常があった場合には、すぐに使用を中止してください!

イラスト:モバイルバッテリーに強い衝撃を与える様子

イラスト:モバイルバッテリーが高温にさらされるイメージ


リチウムイオン電池は「スマートフォン」「充電式の携帯用扇風機」「ゲーム機」「ノートパソコン」「加熱式たばこ」などにも使われています。

これらの製品での発火事故も起きています。

異常があった場合は、すぐに使用を中止してください。

リチウムイオン電池、ニッケル電池、ニカド電池などの小型充電式電池は、販売店等の回収BOXへ出してください。衝撃等により発火・爆発する恐れがありますので、燃えるごみには絶対に出さないでください。


夏季にはスマートフォンの『水没事故』も増加します!

【注意】汗でもスマホは水没します。

暑くなると、「海水浴やプールでの水没事故」の他に、「スマホが故障したので修理に出すと、『水没』と言われたが、水に落とした覚えはない。」という相談が、毎年何件か寄せられます。

  • スマホをズボンやシャツのポケットに入れていて、大量の汗をかいた。
  • 冷房が効いた部屋から急に暑い外へ出て、結露した。
  • スマホをカーナビ代わりに使用(エアコンの吹き出し口にホルダーをつけて固定)中、車を降りて急に暑い車外へ出た温度差で結露した。
  • 長時間のゲームでスマホが過熱した為、保冷材で冷やしたら結露した。

などが原因の『水没』と考えられます。

スマートフォンの耐水(防水)性能は時間の経過とともに劣化します。
耐水(防水)性能を過信せず、急激な温度差湿度には十分注意してください!

※スマートフォンの機種によっても違いますが、取扱説明書では『動作温度:温度0℃~35℃、デバイスの保管温度: -20℃~ 45℃』『動作温度:温度5℃~35℃、湿度45%~85%』『動作温度:温度5℃~35℃、湿度35%~90%』などととなっています。

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〒516-8601
三重県伊勢市岩渕1丁目7番29号
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ファクス:0596-22-5014
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