暖房器具に昨シーズンの灯油を使わないで!
不良灯油の使用禁止
不完全燃焼や異常燃焼など、予想もしない事故が発生する恐れがあります。
不良灯油(持ち越した灯油、汚れた灯油、水の混じった灯油など)は絶対に使用しないでください。
不良灯油使用による現象
- 点火時、火が点きにくい、ついても火が消えます。
- 燃焼時、においがきつく目にしみます。
石油ファンヒーターの場合、点火ができなくなったり、刺激臭のする煙が出る場合があります。 - 消火したつもりでも、火が消えていない場合があります。
石油ストーブの場合、芯の先端付近にタールが付着し太くなり、緊急消火ボタンを押しても、最後まで下がらない。
消火が出来ず、炎が残り、火災につながる場合があります。
正常または、変質灯油を使用した芯の状態
(平成25年11月21日国民生活センター「不良灯油による石油暖房機器の故障や異常に注意」から抜粋)
タールが芯に付着した状態で、緊急消火ボタンを押した場合
(抜粋先は、上記のところから)
「炎が残ったまま」となる。
消費者へのアドバイス
- 不良石油は、絶対に使用しない。
- 石油暖房機器を使用して点火、消火不良や発煙などの異常が生じた場合、不良灯油が原因の可能性があります。
取扱説明書に記載された不良灯油の確認方法に従って確認しましょう。 - 石油暖房機器を片付ける場合は内部の灯油抜いて保管しましょう。
灯油専用容器に入れ日光や雨の当たらない場所で保管をしましょう。
灯油は、シーズン期間内で使い切りましょう。 - 変質した灯油の処理は、購入した石油販売店に相談しましょう。
- 不良灯油による石油暖房機の故障や異常に注意(平成25年11月21日)[国民生活センター](外部リンク)
- 不良灯油による石油暖房機器の故障や異常に注意(2013年11月28日)[国民生活センター](外部リンク)
- 芯式石油ストーブと変質灯油の実態について[製品評価技術基盤機構(nite)](外部リンク)
- 不良灯油の使用禁止[日本ガス石油機器工業会](外部リンク)
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