「消毒用アルコール」と「スプレー缶」の取り扱いに注意!
消毒用アルコールは、気温が高くなると蒸発して『可燃性ガス』が発生しやすくなり、引火するおそれがあります。
手指消毒用のアルコールを炎天下の車内に放置しないで!
消毒用アルコールが蒸発すると『可燃性ガス』が発生し、火種があれば引火して、火災ややけどなどの事故を引き起こす原因になります。
消毒用アルコールを使用する付近では、喫煙やバーベキュー、コンロ等を使用した調理などの火気の使用はやめましょう。
消毒用アルコール取り扱い上の注意
- アルコール消毒液は、火気の近くで使用しない
- アルコール消毒後は、手指をしっかりと乾かす
- アルコール消毒液の周囲には、火種になるものや可燃物を置かない
- アルコール消毒液は、直射日光の当たらない、なるべく涼しい場所に設置・保管する
- アルコール消毒液の容器は密栓し、高温になる場所(炎天下の車内など)には放置しない
- アルコール消毒液の詰め替え容器はアルコール耐性のあるもの(アルコール・エタノール類で変質しないもの)を選ぶ
- アルコール消毒液の詰め替えを行う際は、換気を行う
- アルコール消毒液を目的外の用途に使用しない
『スプレー缶での事故』にも注意!
「冷感・冷却スプレー」「除菌・消臭スプレー」「制汗スプレー」「虫よけスプレー」「ヘアスプレー」などのエアゾール製品を火気の近くで使用し、引火してやけどする事故や、指に噴射液がかかり凍傷になるなどの事故が、毎年夏季に増加します。
事故事例
- 車などの密閉空間で制汗スプレーを噴射した後、たばこを吸うためライターを使用したら爆発した。
- 花火をしている最中に虫よけスプレーを噴射したら引火した。
- 台所でスプレー缶のガス抜きをした直後、給湯器を使用したら点火プラグの火種が残留ガスに引火した。
- 防水スプレーを、換気の悪い状況の玄関で 30 分ほど使用後、吐き気、頭痛、めまいを感じた。
スプレー缶を使用する際は、商品の表示をよく読み、正しく使用しましょう。
エアゾール製品取り扱い上の注意
- 直射日光の当たる場所や加熱源の近く、炎天下の車内など、高温になる場所に置かない
- 車の中や室内などの閉鎖空間で使用するときは、十分に換気を行う
- 使用中や使用直後は、火気を近づけない
- 火気に向けて噴射しない
- 廃棄する場合は、中身を使い切り、「缶・金属類」の収集日に穴をあけずに出す(詳細は下記リンクで確認)
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