庭木の剪定時、脚立からの転落事故や電動のこぎりで身体の一部を切断する事故が発生!
高齢者の事故が増えています!
脚立・はしごからの転落事故

脚立やはしごからの転落事故は、60~70歳代が半数以上を占めており、死亡事故も起きています。
事故でけがをした約半数が入院を必要としており、骨折などがきっかけとなって介護が必要になることも考えられます。今後の生活への影響も考えて、以下の点について慎重に判断・行動してください。
- 脚立やはしごを使用しない方法を検討しましょう。
- 一人きりでの作業はやめましょう。より安定性の高い用具を選択しましょう。
- あらかじめ無理のない計画を立て、作業中の「あと少し」をなくしましょう。
ヘルメット、動きやすい服、滑りにくい靴などを事前に準備しておきましょう。 - 確実に設置し、バランスを崩しにくい姿勢で使用しましょう。
- 転落した場合は、自己判断せずに医療機関を受診しましょう。
参考
電動のこぎりでの事故
被害者の年代別の傾向をみると、年代が上がるほど事故情報の件数が多くなり、全体の61%は60~70歳代の事故になっています。
誤って自分の手や指を切断するという重大な事故や、出血多量による死亡事故も発生しています。
電動のこぎりを安全に使用するために
- 製品を使用する前には、必ず取扱説明書を必ず読みましょう!
正しい操作方法を十分に理解してから使用しましょう。また「警告」、「危険」等の安全に関する注意項目も必ず読み、起きやすい事故や危険を想定した上で、慎重に使用するようにしましょう。 - 意図しない方向に刃が跳ねる可能性を認識して慎重に作業しましょう!
電動のこぎりは、使用中に「キックバック」と呼ばれる特徴的な動きをすることが知られています。材料をクランプや万力などで固定し、電動のこぎり本体を両手で確実に保持して作業しましょう。
刃が詰まって動かなくなった ときは、スイッチを切ってから、材料から刃を抜きましょう。 - 作業は明るく整理整頓された場所で行いましょう!
- 作業は適切な服装で行い、防護めがね、防じんマスク、耳栓などの 安全防護具を利用しましょう!
袖口が大きく開いた服、裾が広がっている服などは、電動のこぎりに巻き込まれる危険性があります。
長い髪はまとめる、ネックレス等は外す、首にタオルをかけないこと等にも注意しましょう。
作業時の粉じんや音で注意力が散漫にならないよう、防護めがね、防じんマスク、耳栓などの安全防護具を利用しましょう。
電動丸のこなどの回転部のある製品では、巻き込まれ防止のために「手袋・軍手ははめないで操作して下さい」と指示されている場合があります。取扱説明書の指示に従いましょう。 - 家族などへ声を掛けてから作業を開始しましょう!
一人で作業をしていると、万が一の事故が起きたときに、発見や救護が遅れる可能性があります。特に高齢の方が作業をするときは、家族などへ声を掛けてから作業を開始するようにしましょう。
参考
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