「リチウムイオン電池」使用製品のトリセツ

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ページ番号1018214  更新日 令和7年1月21日

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リチウムイオン電池は、スマートフォン、ノートパソコン、モバイルバッテリー、電動アシスト自転車をはじめとして様々な製品に使われています。

リチウムイオン電池使用製品
<環境省パンフレットより>

暖がとれる製品での事故情報について

事故事例

  • 『電熱ベスト』
    着用中、バッテリーが異常に熱くなったためベストを脱いだところ、バッテリーが溶けていた。
  • 『電熱手袋のバッテリー』
    充電中、バッテリー付近から発火した。全ての電池セルが確認できなかったため、原因は特定できなかったが、バッテリーから出火した可能性が考えられる。
  • 『充電式カイロ』
    充電後、不思議な臭いがしたものの、外出のため洋服のポケットに入れて使用していたところ発煙した。慌てて取り出したため道路に落ち、発火して溶けた。
  • 『電熱インソール』
    スイッチを切ったまま使用していたところ、急に熱くなって発煙した。熱で靴と靴下が溶け、やけどにより救急搬送された。

リチウムイオン電池使用製品を取り扱うときの注意ポイント

取扱いを誤ると、火災事故などの原因となる場合があります!

イラスト:リチウムイオン電池の落下・膨張

  • 使用前に取扱説明書をよく読み、「安全上の注意」は必ず守りましょう。
  • 強い衝撃や圧力を加えないようにしましょう。
    • 過度な力を加えたり、落下させないようにしましょう。
    • 損傷したものや異常が生じたものは絶対に使用しないでください。

イラスト:スマホを布団の中で充電しながら使用

  • 充電は、なるべく製品の様子が確認できる時間と安全な場所で行いましょう。
    • 枕元や寝具のそばでは充電せず、周囲に燃えやすい物がないところで充電しましょう。
    • 充電が完了したらプラグを抜きましょう。
    • 充電コネクタの破損や異物の付着にも注意しましょう。
  • 製品に推奨されている充電器やリチウムイオンバッテリーを使用しましょう(非純正バッテリーのリスクについては、下記関連リンク中の過去の公表資料参照)。
    • 改造されたものは絶対に使用しないでください。

イラスト:リチウムイオン電池を炎天下の車内で保管

  • 製品を安全な場所で使用・保管しましょう。
    • モバイルバッテリーは、極端な高温下や低温下に弱いという特徴があります。
    • 水気の近くや高湿度の環境での使用や保管も避けてください。

PSEマーク

  • 購入前に製品の安全性を考えましょう(製品本体かパッケージに「PSEマーク」の付いている製品を選びましょう)。
  • 製品のリコール情報を確認しましょう。

イラスト:ごみ収集車の火災事故

  • リチウムイオン電池は、正しくリサイクル・廃棄しましょう。
    家電量販店やホームセンターなどには、『回収用のリサイクルBOX』が設置されています。
    ※破損・変形・膨張・液漏れしたモバイルバッテリーは、回収できるか店員に確認してください。
    • モバイルバッテリーは、市では回収しておりません。
      販売店等に問い合わせるか、清掃工場に持ち込んでください。
    • 衝撃等により発火、爆発する恐れがありますので、「燃えるごみ」や「プラスチック類」の回収日には絶対に出さないでください。
イラスト:リチウムイオン電池を預入荷物に入れない
<国土交通省ホームページより>
  • 公共交通機関での事故を避けるため、持込規則を確認して、それに従いましょう。
    • 飛行機を利用する場合、「リチウムイオン電池は危険物に該当」します。
      • 客室に持ち込み可能なモバイルバッテリー等(※)は、ワット時定格量160Wh以下の小型製品に限定されています。
      • モバイルバッテリー等のワット時定格量が100Whを超え160Wh以下である場合、2個までの個数制限もあります。
      • モバイルバッテリー等を、預入荷物に入れることは禁止されています。

※モバイルバッテリー等とは、「リチウムイオン電池を内蔵したモバイルバッテリー」や「予備のバッテリーパック」などのことです。予備のバッテリーパックについては短絡防止措置(端子の保護など)をとる必要があります(詳しくは、下記リンクより確認してください。)。


ひとりで悩まず、相談してください。

火災が起きた場合は、まず、消防に連絡してください。

事故の様子などは必ず写真などで残しておきましょう。
(できれば、事故製品・事故現場を保存し、メーカーなどに見に来てもらうようにしましょう。)

製品事故が生じた場合は必ずメーカー、販売店、輸入業者などに報告をしましょう。

一般消費者向けに販売されている商品による事故だった場合は、消費生活センターにも情報提供をお願いします。

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このページに関するお問い合わせ

伊勢市消費生活センター(商工労政課内)
〒516-8601
三重県伊勢市岩渕1丁目7番29号
東館3階
電話:0596-21-5717
ファクス:0596-22-5014
伊勢市消費生活センター(商工労政課内)へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。
※消費生活に関するご相談は、伊勢市・志摩市・鳥羽市・玉城町・南伊勢町・大紀町に在住の人に限ります。それ以外の人は、「消費者ホットライン」【電話:188(全国共通)】をご利用ください。