ダイエットゼリーで健康被害

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ページ番号1015014  更新日 令和6年4月15日

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イラスト:ダイエットサプリ

2023年1月、「ダイエットに効く」とうたい、国の承認を受けていない「シブトラミン」という医薬品成分が入ったゼリーを販売する目的で保管していた、ベトナム国籍の容疑者が、医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕されました。同じブランドとみられる固形チョコレートからも、シブトラミンが検出されています。

厚生労働省によりますと、「シブトラミン」は食欲抑制効果がある一方、血圧上昇、心拍数増加などの副作用があり、アメリカでは服用者が死亡したケースも報告されているとのことです。

インターネット等で購入した外国製のダイエット食品を購入し、健康被害にあったという相談が増えています。

これまでにも「外国製のダイエット食品」や「個人輸入した医薬品」などを服用し、頭痛や腹痛、めまいなどの健康被害にあったという相談が寄せられています。

個人輸入したダイエット食品を、フリマアプリやSNSの配信者などから購入するケースも増えています。

販売されている「健康食品」や「医薬品」は安全ですか?

「食べるだけでやせる」と広告していたり、成分表示がされていない商品などは、信頼性が乏しいので購入は避けてください。

ダイエット食品を摂取後、異変を感じた場合はすぐに、その商品を持参し病院で受診してください。

個人輸入したダイエット食品は、品質・有効性・安全性の確認がされておらず、不衛生な場所や方法で製造されたおそれがあります。

個人輸入した医薬品の販売は、法律で禁止されています。

販売者や商品を本当に信頼して良いのか、購入する前に、よく調べるようにしましょう。


個人輸入をする際は、安全な商品かの確認を忘れずに!

国内販売を目的とした輸入であれば、日本の規制を受ける製品であっても、個人で使用する目的で個人輸入した場合、規制の対象外となってしまいます。
大手通販サイトに出品されている商品を購入した場合でも、出品者が海外事業者であり、意図せず個人輸入になってしまう場合もあります。

個人輸入で購入した壁紙を貼ったところ体調を崩し、国民生活センターで壁紙の商品テストをしたところ、業界が定めた基準値を上回るホルムアルデビドが検出された事例も報告されています。

個人輸入では、販売禁止品やリコール製品、安全基準を満たしていない製品(PSEマークの付いていない電気製品や、PSCマークの付いていない乗車用ヘルメット、家庭用圧力鍋などの特定製品)などが販売されている場合もありますので、注意してください。

疑問に思った場合は、注文する前に販売者に確認してください。

SNSで知り合った個人から漢方薬を購入したが、高額な商品を次々と勧められ、断り切れずに困っている。」という相談もありました。

SNS上の個人間取引の場合、相手の名前も住所も電話番号もわからないケースが多く、SNSで連絡が取れなくなってしまうと被害回復は非常に困難です。

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伊勢市消費生活センター(商工労政課内)
〒516-8601
三重県伊勢市岩渕1丁目7番29号
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ファクス:0596-22-5014
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