こどもが窒息!? そのとき、あなたの応急処置が必要です!
小さい子どもの窒息に注意 !
食品による窒息事故
消費者庁が、厚生労働省「人口動態調査」の調査票情報を入手・分析したところ、平成22年から平成26年までの5年間で、子供(14歳以下)の窒息死事故623件のうち、食品による窒息死事故は約17%(103件)を占めており、食品が子供の窒息死事故を引き起こす大きな原因の一つであることが分かりました。
また、食品による窒息死事故103件のうち、87件が6歳以下の子供で発生していることが確認されました。窒息死事故の原因となった食品には、菓子類、果実類、パン類などがあります。
食品による窒息事故を防止するためには、まず「食品を小さく切り、食べやすい大きさにして、よく噛んで食べさせる」など子供への食品の与え方に注意が必要です。また、「遊びながら、歩きながら、寝転んだまま食品を食べさせない」など、食事中に注意を払うことも必要です。
詳しくは、消費者庁ホームページをご覧ください。
救命講習
子どもがおもちゃなどの異物やあめなどの食べ物を飲み込んで、のどに詰まり、気道閉塞すると僅かな時間で重篤化し、死亡することもあります。
万が一のときに子どもの命を守るため、慌てず適切な行動ができるように救命講習を受講しておきましょう。
受講を希望する場合は、お近くの地方公共団体、消防本部・消防署、日本赤十字社の都道府県支部等に実施予定等についてお問い合わせください。講習は全国各地の消防本部・消防署や日本赤十字社で行われています。
※日本赤十字社では「幼児安全法講習」の名称で講習を実施しています。受講を希望する場合は、お近くの地方公共団体、消防本部・消防署、日本赤十字社の都道府県支部等に乳幼児救命講習の実施予定等についてお問い合わせください。
- 全国の消防本部等一覧[全国消防長会](外部リンク)
- 子供が窒息 !? そのとき、あなたの応急手当が必要です[消費者庁](外部リンク)
- 幼児がハンドスピナーの部品を誤飲[国民生活センター](外部リンク)
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