『オンラインカジノ』で儲かるという話に注意!
日本国内では『オンラインカジノ』に接続し、賭博を行うことは犯罪です!
海外事業者をうたうマルチ取引の相談が増えています
典型的な誘い文句
友人やSNSでの知り合いなどから誘われます。
- オンラインカジノの会員になり、アフィリエイト(SNS)で広めると報酬が入る
- 知人を紹介すれば紹介料をもらえる
- 海外事業者なので合法
- カジノ法に基づいてやっているから安全
- 自分たちがサポートするから絶対儲かる
- 入会金は20万円から30万円(2倍儲かるコースは76万円!)
- 消費者金融で借りてもすぐに返せる
と言われたら、気を付けて!
アドバイス
- 違法性の疑いのある取引には関わらないようにしましょう
- 内容等がわからない契約をするのはやめましょう
- 借金させてまで契約しようとする事業者には注意しましょう
- 誘われてもすぐに契約や支払いをしない!(いったん持ち帰り、じっくり検討しましょう)
- 契約前に契約書面を受け取り、必ず約款やサイトの利用規約を確認しましょう
- 契約前に、契約内容、契約先の情報(事業者名・住所・連絡先・実在する事業者か・口コミ情報など)を必ず確認してください
できるだけ早く、消費生活センターに相談してください。
また、未成年がこのようなトラブルに巻き込まれないよう、家族で話し合い、未成年が使用する端末にはペアレンタルコントロールの設定をしておきましょう。
相談事例
ケース1
学生時代の友人から「簡単に儲かる話がある。」と無料セミナーに誘われた。セミナーでは「オンラインカジノのアフィリエイトで簡単に儲けることができる。」「ネットカジノは合法」「知り合いを紹介すれば紹介料が入る。」と説明された。「ねずみ講ではなく『ネットワークビジネス』。やり方がわからなければ、自分達がサポートする。」と言われやる気になった。
入会金の30万円を用意できないと講師に言うと、儲かった分ですぐ返せるので消費者金融で借りて払うように言われた。入会してやってみたが、思ったように儲からない。入会金を返してほしい。契約先は海外の事業者のようで、契約書ももらっておらず、連絡先もわからない。
ケース2
マッチングアプリで知り合った女性から「簡単に儲かる話がある。すごい人に会わせてあげる。」と言われて喫茶店で待ち合わせをした。女性が連れてきた人に「オンラインカジノのアフィリエイト」の話をされたが、難しくてよくわからなかった。クレジットカードで入会金を払ったが、アフィリエイトのやり方もよくわからない。女性が連れてきた人にそう言うと、「初心者が無料サポートで儲けるのは難しい。儲けるためにはコンサルティング契約をする必要がある。元はすぐに取れる。」と言われた。コンサルティング契約をし、毎月5万円払っているが、全く儲からない。儲からないと言うと、「言ったとおりにやらないからだ。」と逆切れされた。だまされたと思うので、今まで払ったお金を返して欲しい。女性が連れてきた人とはSNSで連絡を取っている。住所や電話番号はわからない。
用語解説
- オンラインカジノ
インターネット上で行うカジノゲームのことで、刑法の賭博罪に該当するおそれがあります。 - アフィリエイト
ウェブサイトやブログに企業などの商品・サービスの広告を掲載し、消費者が広告から企業サイトに入って商品・サービスを購入すると、広告掲載者に報酬が入る仕組みのことです。 - カジノ法(IR法案)
「日本にもカジノを含む統合型リゾート施設を誘致しよう」とする法案。オンラインカジノを合法化したものではありません。 - ネットワークビジネス
いわゆるマルチ商法のこと。違法ではないが、問題の多い商法として特定商取引法で規制されています。
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