投資・副業の詐欺に注意!~嘘の申告をして融資を受けることは絶対にやめましょう~

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ページ番号1016539  更新日 令和6年1月19日

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儲け話に関するトラブルに注意!

相談事例より

FX投資詐欺の手口(一例)

イラスト:FX投資

  1. 投資関係のYoutube広告からLINEの友達登録。
  2. FX投資のグループラインから招待される。
  3. グループの仲間から実際に投資をしてみるように勧められる。
  4. 講師からもFX投資を勧められ、専用アプリをダウンロード。
  5. 指定された口座に30万円入金。
  6. アプリ上で儲けを確認できたので20万円出金申請し、実際に自分の銀行口座へ入金される。
  7. 追加投資を勧められ、150万円のローンを組んで入金。親からも200万円借金し、追加投資。
  8. 親に「大丈夫なのか」と聞かれて心配になり、アプリから全額出金の申請。
  9. 出金には別途手数料が必要だと連絡が来る。
  10. 出金額から手数料を引いた額を入金するように返信したら、相手と連絡が取れなくなった。
    アプリ上の残高は0円になっているが、お金は振り込まれない。事業者名や連絡先はわからない。LINEにも返信がない。

マンション投資詐欺の手口(一例)

  1. マッチングアプリで知り合った女性に勧められ、資産形成セミナーに参加。
  2. セミナーでは、「マンションに居住することにしてローンを組み、投資用マンションを購入する。物件は不動産会社が管理し、家賃を得ながらローン返済できるというサブリース契約。」と説明される。
  3. 契約時、ローンの審査が通らないので、収入を多めに書くように言われた。
  4. 安定した収入が得られるという話だったが、賃貸人が退去してしまったり、リフォーム費用がかかったりと、実際は赤字が続いている。ローンの返済が苦しい。

暗号資産(仮想通貨)詐欺の手口(一例)

イラスト:暗号資産

  1. インスタで知り合った人から暗号資産への投資を勧められた。
  2. 海外の取引所を勧められて口座開設し、10万円振り込んだ。金融庁に登録がある取引所かは確認した。
  3. 暗号資産の価値が上がり、50万円になった。
  4. 暗号資産はウォレットに入れておいた方が安全だと言われ、送られてきたURLから『ウォレットのアプリ』をダウンロードし、口座からウォレットに出金した。
  5. 追加投資するように言われ、消費者金融3社から30万円ずつ借りて90万円入金した。
  6. 儲けが出たので、口座からウォレットに出金。暗号資産の価値は、700万円を超えていた。
  7. ウォレット事務局に500万円の出金申請をすると、「出金には手数料・税金の支払いが必要」と連絡が来て200万円請求された。
  8. 払えないと言ったら、自動車を購入したことにしてローンを組むように案内された。事務局から自動車の契約書と自動車ローンの申込書が送られてきたので、必要事項を記入し返送した。
  9. 自動車ローンの審査が通り、自動車販売店に200万円入金されたようだが、500万円は振り込まれない。
  10. 事務局とも自動車販売店とも連絡が付かない。自動車を購入した実態はないが、ローンの支払いが始まり、消費者金融からも返済を迫られている。ウォレットが偽アプリだったようだ。
    取引所に相談したが、「自分で送金しているので補償の対象ではない」と言われた。

副業詐欺の手口

事例1
  1. 「簡単 スマホ 副業」で人気のある副業サイトを検索。
  2. 自分でもやれそうなサイトに会員登録し、専用アプリをダウンロードした。
  3. 担当者からLINEで各プランの説明をされた。
  4. 一度は「お金がない」と断ったが、「みんなローンで借りている。すぐに元は取れる。」と言われ、キャンペーン中のコースに申し込んだ。
  5. 担当者の指示通り操作し、通話アプリから借り入れして支払ったが、儲からないので返済が厳しい。
事例2
  1. アプリをタップするだけで報酬が得られるという副業を紹介されて契約。
  2. 入会金は3万円。会員登録をし、アプリをダウンロードした。
  3. アプリ内で商品を仕入れ、販売の手続きをする転売の仕事だった。
    月に200件処理しなければならない契約になっていたが、180件程しか処理できなかった。
  4. 運営会社から損失が出たとして、200万円請求されている。払わなければならないのか。

 

消費生活センターからのアドバイス

投資や儲け話は、まず疑いましょう!

  • 儲かる前に「支払いが必要」と言われた場合は、本当に必要な契約かよく考えましょう。
  • 借金してまで契約するのはやめましょう。
  • 嘘の申告をして融資を受けることは絶対にやめましょう!
  • 契約書に書いてある内容は、よく読みましょう。
  • 儲かる仕組みが良くわからない副業・投資には、手を出さないようにしましょう。
  • 投資は余剰資金(減ってしまっても生活に影響を与えないお金)でやりましょう。
「必ず儲かる」「確実に儲かる」はウソ!…そんな儲け話はありません。
「高利回り」は怪しい…本当なら自分で出資しませんか?
「楽して稼げる」「簡単に稼げる」…誘っている側が「楽して」「簡単に」稼いでいます。
「サポート」「コーチ」は怪しい…本当に稼げる方法は、人に教えません。

ひとりで悩まず、相談してください。

「相手の会社名も連絡先もわからない」「相手との連絡方法がLINEしかない」場合、消費生活センターからの返金交渉は非常に困難です。

被害金額が大きい場合は、すぐに弁護士に相談してください。
※インターネットで検索した偽弁護士による、二次被害には十分注意してください。

「LINEの履歴」が残っており、「クレジットカード決済」や「決済代行会社経由で電子マネーを購入して支払い」をしている場合、相手の事業者と返金交渉できる可能性があります。あきらめずに、相談してください。

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このページに関するお問い合わせ

伊勢市消費生活センター(商工労政課内)
〒516-8601
三重県伊勢市岩渕1丁目7番29号
東館3階
電話:0596-21-5717
ファクス:0596-22-5014
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※消費生活に関するご相談は、伊勢市・志摩市・鳥羽市・玉城町・南伊勢町・大紀町に在住の人に限ります。それ以外の人は、「消費者ホットライン」【電話:188(全国共通)】をご利用ください。