警察官をかたる電話に注意!

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ページ番号1005606  更新日 令和7年11月18日

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偽警察官による、特殊詐欺の被害が増加しています。

イラスト:偽警察官とのLINE動画通話

  • 警察官がLINEで連絡をすることはありません!
  • 警察官が警察手帳や逮捕状の画像を送ることは決してありません!!

相談事例

キャッシュカードをすり替える手口

「口座から不正に金が引き出されている。カードを確認するため、捜査員を向かわせる。」という電話がかかってきた。
訪れた警察官を名乗る男にキャッシュカード2枚と暗証番号を書いた紙を渡したところ、男は持参した封筒にそれらを入れ「封印するので印鑑を持ってきてほしい。」と要求。
被害者が印鑑を取りに行っている隙に、キャッシュカードがすり替えられ、盗難された。

実在する警察署等の電話番号を偽装して表示させる手口

携帯電話に警察署の代表電話番号(****-0110)から電話があり、警察官を名乗る人物から「あなた名義の口座が不正に開設されており、あなたも資金洗浄事件の容疑者になっている」と言われた。
LINEのビデオ通話で、警察官をかたる男から顔写真付きの警察手帳を示され、「口座の資金を全て確認する必要がある」「一度お金を全て振り込んでもらい、資金調査を行う必要がある」等と言われ、指示された口座にインターネットバンキングで現金300万円を振り込んだ。
その後、最初に着信表示されていた警察署に電話をして確認したところ、詐欺であることがわかった。


警察官をかたる電話があった場合

  • 電話の相手に「所属、担当部署、氏名、内線番号」を確認し、最寄りの警察署に連絡してください。
  • 電話会社や総務省などを名乗って、「携帯電話の未納料金がある」などと言ったあと、警察官役に交代するケースもあります。
    ⇒ 詐欺です!すぐに電話を切り、着信拒否してください。
  • 「遺失物総合案内センター」をかたり、個人情報を聞き出したり、金銭を要求する自動音声電話も確認されています。
    ⇒ 詐欺です!すぐに電話を切ってください。

消費生活センターからのアドバイス

高齢者は固定電話から消費者被害に遭う傾向があります!

不審な電話はすぐに切り、家族や消費生活センター、伊勢警察署(電話:0596-20-0110)に相談してください。

一人暮らしの高齢者が

  • 振り込め詐欺などの被害にあった
  • 電話セールスを断り切れず不要な商品を買ってしまった
  • 電話で訪問日時の約束をしてしまい押し買いの被害に遭った

という相談も増えています。

犯罪予兆電話(家族構成や所得状況を聞きだす「アポ電」など)も連日発生しています!

特殊詐欺に利用された電話番号のうち、約7割が国際電話番号です。

国際電話番号は、着信を拒否しておくと良いでしょう。

被害に遭わないために

  • 固定電話は常に留守番電話にしておき、相手を確認してから出るようにする
  • 固定電話を録音機能付または迷惑電話防止機能付の電話に交換する
  • 固定電話は休止にして携帯電話を利用し、登録してある番号以外には後で確認してから出るようにする

などの対策を取るよう、家族で話し合ってみてはいかかでしょうか。


ひとりで悩まず、相談してください。

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このページに関するお問い合わせ

伊勢市消費生活センター(商工労政課内)
〒516-8601
三重県伊勢市岩渕1丁目7番29号
東館3階
電話:0596-21-5717
ファクス:0596-22-5014
伊勢市消費生活センター(商工労政課内)へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。
※消費生活に関するご相談は、伊勢市・志摩市・鳥羽市・玉城町・南伊勢町・大紀町に在住の人に限ります。それ以外の人は、「消費者ホットライン」【電話:188(全国共通)】をご利用ください。