生成AIによる偽動画に注意!
「生成AIで有名人の顔や声を偽造した動画」による詐欺被害が増えています
若い世代が被害に遭っています
芸能人や著名な投資家などをかたる偽動画の広告から、
- 「私の投資ノウハウを直接シェアします」などと勧誘され、LINEグループに友だち登録し、被害に遭った
- 海外のAI投資アプリを紹介され投資したが、現金を引き出せない
- 暗号資産投資を勧められ、送金したが出金できない
- 「お金配り」に応募して運転免許証の写真を送ったら、信用確認の為の書留郵便が届き、転送するように指示された
などという相談が増えています。
生成AIを使った特殊詐欺被害
消費者被害の相談の他に、特殊詐欺の被害にあったという相談もあります。
電話を使った以前からの手口に加え、「警察官であることを証明するため」として、LINEのビデオ通話でのやりとりを求められ、警察官役の顔や警察手帳を見せ、捜査令状の写真も送ってきます。そして「調査のため」として、インターネットバンキング口座への送金を指示してきます。
警察官役の顔を加工したり、別人の顔を合成したりするために、画像生成AIなどの技術が悪用されているそうです。
警察官に成り済ます詐欺では、警察署や警察本部の「代表」と同じ下4桁が0110の電話番号を表示させ、信用させる手口も相次いでいます。
警察は「警察官が電話で捜査対象となっていることを伝えることはありえず、警察手帳や逮捕状の画像を送ることも絶対にない」と説明しています。
たとえ相手が警察官や検事を名乗ったとしても、身に覚えがないお金の話をされたら、相手の名前、所属部署、内線番号などを確認してから必ず電話をいったん切りましょう。
たとえ相手が警察官や検事を名乗ったとしても、身に覚えがないお金の話をされたら、相手の名前、所属部署、内線番号などを確認してから必ず電話をいったん切りましょう。
消費生活センターからのアドバイス
見た目では見抜けないような偽動画(フェイク動画)広告もあります
- 芸能人や著名人が動画で言っていても、安易に信じない
- 芸能人や著名人が動画で勧めていても、安易にクリックしない
- 警察官や検事を名乗った不審な電話がかかってきたら、相手の名前、所属部署、内線番号などを確認して電話を切り、家族や知人、最寄りの警察署に相談する
取引相手との連絡方法がLINEしかなく、被害回復が困難なケースが非常に多くあります。
詐欺の手口を知り、だまされないように注意してください。
ひとりで悩まず、相談してください。
「おかしいな」と思ったら、できるだけ早く相談してください。
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このページに関するお問い合わせ
伊勢市消費生活センター(商工労政課内)
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