「魚介類を買ってください」という電話に注意！

ページ番号1013142　 更新日 令和5年12月5日

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海産物の電話勧誘販売・送り付けトラブルが増加しています！

「以前ご購入いただいた…」「日本の海産物が海外で問題になっていて、売れない状況にあります。助けてください」と電話がかかってきます。

相談事例

1. 過去に購入したことがあると言う業者に同情して魚介類を購入したが、嘘だった。
2. 助けてほしいと言われて魚介類を購入したが、値段に見合わないような商品だった。
3. 断ったにもかかわらず、魚介類を送ると言われた。

「注文をキャンセルしたいが、事業者の名前も連絡先もわからない。」「折り返し電話をしたが、発信専用の電話のようだ。事業者に連絡できない。」といった相談が増えています。

対応方法

電話で「買いませんか。」と勧誘されて注文しているので、『電話勧誘販売』にあたります。契約書面（注1）を受け取ってから8日間は、生鮮食品でも冷凍でもクーリング・オフできます。クーリング・オフした場合、消費者は一切の負担なしで解約できます。
注1）契約書・注文書など。クーリング・オフについて書かれており、魚介類と一緒に送られてくるケースが多い。別途郵送される場合もあるので注意。

事業者名や連絡先が分かっている場合

販売事業者に連絡し、クーリング・オフしたいと伝えてください。商品発送済みの場合は、商品が到着した場合どうしたら良いか、事業者に確認してください。

契約書面が別途郵送されてきた場合や、クーリング・オフの連絡をした際事業者に「商品はそちらで処分してください。」などと言われ、商品を受け取った場合は、クーリング・オフ通知を出しておきましょう。

商品が宅配便で届いた場合（電話で注文した場合）

1. 宅配便の配達人に事情を説明し、送り状の写真を撮り、荷物はいったん持ち帰ってもらってください。
   代引きになっている場合は、代金を払わないように気を付けてください。
   ※代引きで払ってしまうと販売業者と返金交渉することになります。販売業者と連絡が取れず、返金されない場合や、返金手続きに時間がかかる場合もあります。
2. 送り状の送り元に記載されている事業者に連絡し、「クーリング・オフするので、商品は受け取り拒否する。」と伝えてください。
   販売事業者への電話でのクーリング・オフの連絡は必須ではありませんが、連絡しておいたほうが確実です。
3. 宅配業者に、クーリング・オフしたので荷物は受け取り拒否しますと連絡してください。
4. 家族が商品を受け取ってしまった場合は、商品を着払いで送り返してください。
5. 念のため、送り状の送り元に記載されている住所宛てに、クーリング・オフ通知を出しておきましょう。

商品が宅配便で届いた場合（注文していないのに届いた場合）

1. 宅配便の配達人に事情を説明し、送り状の写真を撮り、荷物はいったん持ち帰ってもらってください。
   代引きになっている場合は、絶対に代金を払わないように気を付けてください。
   ※代引きで払ってしまうと販売業者と返金交渉することになります。販売業者と連絡が取れず、返金されない場合や、返金手続きに時間がかかる場合もあります。
2. 家族や親せきなどからの贈り物ではないか、心当たりに確認してください。
   （事業者に問い合わせ、送り主から連絡してもらうという方法もあります。）
3. 心当たりがない場合、宅配業者に事情を説明し、荷物は受け取り拒否してください。

家族が注文していない商品を受け取ってしまった場合

• 荷物が未開封の場合は、宅配業者に相談してください。受け取り拒否できる場合があります。
• 受け取り拒否できなかった場合や、荷物を開封した場合は、自由に処分して構いません。
  事業者から代金の請求があっても支払う必要はありません。消費生活センターに相談してください。

• クーリング・オフの書き方

トラブルにあわないために

おかしいと感じたら、「すぐに」「きっぱりと」断りましょう。

電話をかけてくる業者は、「新型コロナウイルスの影響でお客が減少している」「助けてほしい」などと消費者の関心を引き、魚介類の購入を勧めてきますが、連絡先を言わない、話の内容に嘘があるなど、不審な点があった場合には、相手と話し込まずに、きっぱりと断りましょう。

ひとりで悩まず、相談してください。

不審に思った場合や、トラブルにあった場合は、消費生活センターに相談しましょう。

• 伊勢市消費生活センター相談案内