賃貸住宅でのトラブル

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ページ番号1013771  更新日 令和6年4月17日

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「賃貸借契約」を理解して、トラブルを防ごう!!

イラスト:契約書

  1. 賃貸マンションを借り、敷金など約18万円を支払ったが、入居できなくなった。解約を申し出たら「契約は成立している。清掃費用以外は返金できない」と言われた。鍵も受け取っていない。なんとかならないか。
  2. 賃貸マンションを退去後、貸主から、ハウスクリーニング費用等で計17万円の原状回復費用を請求された。敷金礼金はない部屋で、契約書に原状回復に関する特約もなかった。高額な請求に納得できない。

トラブル防止のポイント

契約時:契約書類の記載内容や賃貸物件の現状をよく確認しましょう

内見(部屋の現状確認)は必ずしましょう

「賃貸マンションをインターネットで見て契約したが、周囲の環境(日当たりや騒音など)や部屋の臭いなどが我慢できなくてすぐ解約した。入居月と翌月の家賃は払わなければならないのか。」という相談もありました。

契約前に書類の内容をよく確認しましょう

  • 特に、禁止事項、修繕に関する事項、退去する際の費用負担に関する事項や、特約について必ず確認しておきましょう。
  • 入居前に、できる限り貸主側(大家や管理会社)と一緒に賃貸物件の現状を確認しておきましょう。
    入居前からあったキズや汚れ等の写真を撮っておくと、退去時のトラブル防止につながります。

入居中:入居中のトラブルは貸主側にすぐ相談しましょう

  • 雨漏りやトイレの水漏れ等のトラブルが発生したら、すぐに貸主側に連絡し、どうすればよいか相談しましょう。
    貸主側に無断で修理すると、料金の精算でトラブルになる場合があります。
  • 賃貸物件はあくまで借りているものであることを意識し、日頃からできるだけきれいに使うことを心がけましょう。

退去時:精算内容をよく確認し、納得できない点は貸主側に説明を求めましょう

  • 賃貸物件の退去時は、入居時と同様に、できる限り貸主側と一緒に賃貸物件の現状を確認しましょう。
    その際、確認した内容をメモに残したり、修繕が必要と思われる箇所の写真を撮ったりして、証拠となる記録を残しておくことが大切です。
  • 納得できない費用を請求された場合には、国土交通省が定めている「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を参考に、貸主側に説明を求め、費用負担について話し合いましょう。
    請求費用に納得できない場合は、「消費生活センターや弁護士などに相談してみる」と事業者に告げ、その場で確認書などの書類にはサインしないようにしましょう。

※賃貸住宅契約時は、下記リンク中の『契約書のチェックポイント』シートをご活用ください。

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このページに関するお問い合わせ

伊勢市消費生活センター(商工労政課内)
〒516-8601
三重県伊勢市岩渕1丁目7番29号
東館3階
電話:0596-21-5717
ファクス:0596-22-5014
伊勢市消費生活センター(商工労政課内)へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。