【質問】手のアルコール消毒はどのくらいの頻度で行うのが一番良いのですか?(「広報いせ」令和3年4月1日号掲載)

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ページ番号1011671  更新日 令和4年7月16日

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皆さんが疑問に思っている健康などに関する素朴な質問に対し、市立伊勢総合病院の谷崎医師がお答えします。さまざまな症状の患者さんに対応する「総合診療科」の観点から、分かりやすく「広報いせ」などでお答えしていきますので、皆さんの日常生活にぜひお役立てください。

【回答】何かに触るたびに行うのが一番良いです。

アルコールで手を消毒する目的は、もちろん手に付着したウイルスなどの病原体を消毒して感染を予防することです。なぜ、手を洗うことが感染予防につながるかというと、人間は無意識のうちに自分の顔を手で触ってしまうため、手にウイルスなどがついていると目・鼻・口から接触感染が成立してしまうからです。当たり前ですが、手にウイルスがついていなければ、どれだけ顔を触っても接触感染しませんし、逆に手がウイルスまみれになっても、顔さえ触らなければ接触感染することはありません。とはいえ、ウイルスは目に見えませんので、自分以外の何かに触った後は常に手を洗うことを意識しましょう。アルコール消毒と石けんによる手洗いのどちらでも接触感染予防には有効ですので、その時に利用しやすい方法を選んでください。
なお、手袋も感染予防に有効そうに思えますが、実際はそうでもありません。手袋で自分の手は守られますが、汚染された手袋を毎回交換するか消毒するかしないと、手袋を介して周囲に感染を拡大させていることと同じです。ですので、ずっと同じ手袋を装着し続けるくらいなら、手袋をせずに何かをするたびにアルコールで手を消毒する方が接触感染対策にはずっと有効なのです。

健康に関する素朴な質問を募集中!

質問の応募方法

皆さんからの、日常生活で気になるちょっとした「健康に関する質問」を募集します。いただいた質問は、谷崎医師がピックアップ(選択)し、「広報いせ」などで随時お答えしていきます。

募集期限

当面の間(新型コロナウイルスの感染が収束するまで)

質問方法

質問内容とともに住所・氏名・電話番号を記入し、直接または郵送・ファクス・Eメール・本ページ内の健康なんでも相談室質問受け付けフォームで伊勢市役所広報広聴課(〒516-8601 岩渕1丁目7-29、ファクス 22-9699、Eメール ise-koho@city.ise.mie.jp)へ

※質問者の住所・氏名・電話番号は掲載しません。(本取り組み以外には使用しません)
※質問内容・回答は、市のホームページ・SNS・ケーブル行政放送などの市広報媒体で掲載する場合があります。
※質問内容は、必ず「健康に関する質問」でお願いします。掲載に不適切であると思われる質問にはお答えできません。また、個人的な質問にはお答えしかねますので、あらかじめご承知おきいただきますよう、よろしくお願いいたします。
※いただきました全ての質問にお答えできませんので、あらかじめご了承ください。

健康なんでも相談室質問受け付けフォーム

本受け付けフォーム内において必須事項を記入し、「内容」欄に質問内容とともに住所・氏名・電話番号をご記入ください。

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このページに関するお問い合わせ

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〒516-8601
三重県伊勢市岩渕1丁目7番29号