【特別版】新型コロナウイルス感 染症の予防(「広報いせ」令和3年11月1日号掲載)

ツイッターでツイート
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページ番号1013239  更新日 令和3年11月1日

印刷大きな文字で印刷

健康なんでも相談室イメージバナー

皆さんが疑問に思っている健康などに関する素朴な質問に対し、市立伊勢総合病院の谷崎医師がお答えします。さまざまな症状の患者さんに対応する「総合診療科」の観点から、分かりやすく「広報いせ」などでお答えしていきますので、皆さんの日常生活にぜひお役立てください。

質問の多い新型コロナウイルス感染症の予防についてお伝えします

1_飛沫感染対策が重要

新型コロナウイルスは感染者の唾液などに含まれており、その飛沫を他者が吸い込むことで感染します。つまり、飛沫を吸い込まなければ感染するリスクはうんと減らせますし、飛沫を飛ばさなければ相手にうつすリスクをうんと減らせます。

2_マスクの種類による効果の違い

飛沫感染対策にはマスクの着用が非常に有効ですが、世の中にあるさまざまなマスクの中では下表のとおり、不織布マスクが最も予防効果が高いとされています。
オシャレ度で言えば布マスクやウレタンマスクに軍配が上がる気がしますが、一般的な性能で言えばやはり不織布マスクです。また、フェイスシールドやマウスシールド単独での使用は効果が低いため、お勧めできません。

主な飛沫感染対策方法とその効果 (スーパーコンピューター「富岳」によるシミュレーション結果・豊橋科学技術大学による実験値)
マスク・シールドの種類 不織布マスク 布マスク ウレタンマスク フェイスシールド マウスシールド
吐き出す飛沫量 80%減 64~82%減 50%減 20%減 10%減
吸い込む飛沫量 70%減 35~45%減 30~40%減 小さな飛沫に対しては効果なし

 

3_正しく着用することで効果を発揮

マスクを装着する際には飛沫が入ってこないよう鼻や頬にすき間がないようフィットさせることが重要です。不織布マスクであっても、サイズが合わずにスカスカ状態で装着していては、その予防効果はあまり期待できません。マスクを二重にすると予防効果がアップするという話もありますが、しっかりとフィットさせられていれば、一重マスクでも予防効果としては十分です。
ただし、いつどんな時も絶対にマスクをし続けないといけないわけではありません。そもそも飛沫を浴びなければマスクも不要ですので、例えば風通しの良い場所でお互いの距離があるときはマスクを外しても良いですし、距離が近づいたら速やかにマスクをつけて話す、といったメリハリのある対応を心掛ければ良いでしょう。なお、たとえ屋外でも、接近して会話すれば感染リスクは非常に高まりますので、ご注意ください。

4_ワクチン接種による効果

飛沫感染対策は、自分の体にウイルスを侵入させないことが目的であり、最も大切な対策です。しかし、他人と接する以上、どれだけ対策をしても飛沫を浴びる可能性をゼロにするのは難しい現実があります。そこで、もし飛沫を浴びても感染を防ぐために、ワクチンを活用します。現在伊勢市で主に使用されているmRNA ワクチン(ファイザー社・モデルナ社の新型コロナワクチン)は、2回接種の2週間後から感染予防効果が得られます。また、もしワクチンによる感染予防効果をすり抜けて感染してしまったとしても、入院したり、死亡したりするリスクを約90%も下げてくれます。そして、抗体価が低下しても重症化予防効果は維持されます。
さらに、ワクチン接種後であれば新型コロナウイルス感染による後遺症の持続時間が短く済むことが期待されており、総合的に考えてワクチン接種の医学的なメリットはデメリットを大きく上回ると考えられています。(他にも、心理的・社会的なメリットもあると思います)

5_最近の新型コロナ治療

最近では、ワクチン未接種であっても、発症早期であれば抗体カクテル療法で入院や重症化を予防できる可能性が示されています(※)。抗体カクテル療法に関しては、今後もさらにさまざまなデータが集積され、今以上に有効性・安全性が確立した際には、新型コロナウイルス感染症治療の中心になっていくかもしれません。
(※)ワクチン未接種で、何らかの重症化リスクを有し、かつ発症7日目以内の人が対象です。

お願い事項

  • さまざまな理由で、不織布マスクをはじめマスクなどの着用が難しい人がいます。思いやりの心を持って過ごしましょう。
  • 新型コロナワクチン接種について、現在何らかの病気で治療や投薬を受けている人・投薬でアレルギーを起こした人などは、かかりつけ医へ受診時、事前に相談してください。

健康に関する素朴な質問を募集中!

質問の応募方法

皆さんからの、日常生活で気になるちょっとした「健康に関する質問」を募集します。いただいた質問は、谷崎医師がピックアップ(選択)し、「広報いせ」などで随時お答えしていきます。

募集期限

当面の間(新型コロナウイルスの感染が収束するまで)

質問方法

質問内容とともに住所・氏名・電話番号を記入し、直接または郵送・ファクス・Eメール・本ページ内の健康なんでも相談室質問受け付けフォームで伊勢市役所広報広聴課(〒516-8601 岩渕1丁目7-29、ファクス 22-9699、Eメール ise-koho@city.ise.mie.jp)へ

※質問者の住所・氏名・電話番号は掲載しません。(本取り組み以外には使用しません)
※質問内容・回答は、市のホームページ・SNS・ケーブル行政放送などの市広報媒体で掲載する場合があります。
※質問内容は、必ず「健康に関する質問」でお願いします。掲載に不適切であると思われる質問にはお答えできません。また、個人的な質問にはお答えしかねますので、あらかじめご承知おきいただきますよう、よろしくお願いいたします。
※いただきました全ての質問にお答えできませんので、あらかじめご了承ください。

健康なんでも相談室質問受け付けフォーム

本受け付けフォーム内において必須事項を記入し、「内容」欄に質問内容とともに住所・氏名・電話番号をご記入ください。

より良いホームページにするために、ページのご感想をお聞かせください。

このホームページ(本ページを含む)は、役に立ちましたか?

このページに関するお問い合わせ

伊勢市役所
〒516-8601
三重県伊勢市岩渕1丁目7番29号