「水回り修理」「鍵開け」「害虫駆除」などの緊急対応で事業者とトラブルにならないために
暮らしのレスキューサービスでのトラブル
「鍵開け5000円~」「トイレのつまり8000円~」という広告に注意!
「インターネット上の広告」がきっかけのトラブルが増加しています。
トイレの修理、水漏れ・排管等の詰まりの修理、鍵の修理・交換、害虫・害獣等の駆除など、日常生活でのトラブルに事業者が対処する「暮らしのレスキューサービス」において、事業者から高額な作業料の請求を受けたという消費者トラブルが増加しています。
相談事例
- 「水回り修理950円~」というインターネットの広告を見て修理を頼んだが、出張料や深夜料金が別にかかり、5万円請求された。
- トイレが詰まったので修理業者をインターネットで探し、「390円から」というネット広告を見て依頼した。作業員に「配水管の高圧洗浄」や「便器の取り外し」が必要だと次々に言われ、トイレが使えないと困るので了承してしまった。全部で55万円の請求を受けて払ったが、納得できない。
- 鍵開けを頼んだら、説明もなく鍵を交換され、15万円請求された。
- アパートにゴキブリが出たので、ネットで害虫駆除業者を検索し、「基本料金500円から」「24時間365日」「見積無料・追加料金なし」という業者を見つけて電話した。電話では1万円と案内されたが、追加の作業をどんどん進められ、15万円請求された。
消費生活センターからのアドバイス
修理等を依頼する前に確認・準備すること
- インターネット上の広告の金額表示をうのみにしない。
依頼する前に、出張料・見積料金などの別途料金が必要かどうか確認しましょう。 - 事前に地元の工務店や自治体の管工事組合など、信頼のおける事業者を探しておく。
- 契約書にサインする前に、だいたいの相場を調べておく。
今すぐに修理等をしなくても大丈夫な場合は、必ず2~3社から相見積もりを取りましょう。
※蜂の駆除の場合、蜂の種類、巣の大きさ、巣のある場所などにより、料金が変わってくるそうです。 - 実際に水漏れなどのトラブルが起こったときを想定し、初期対応について調べておく。
水道の元栓の位置や締め方を確認しておきましょう。
※賃貸アパートなどの場合、管理会社や大家に無断で修理すると、修理費用の負担でトラブルになるケースがあります。契約書を確認し、水漏れなどのトラブルが起こったときは、まず管理会社等に連絡しましょう。
作業に来てもらったときに気を付けること
- 契約を急かされる、次々と高額な作業を提案される場合などは作業を断る。
作業後に高額な料金を請求された場合
- 料金や作業内容に納得できない場合は、その場で支払いをしない。
- 事業者に脅され、身の危険を感じた場合は警察を呼ぶ。
- 不安に思った場合やトラブルが生じた場合はすぐに消費生活センターに相談。
作業終了後でもクーリング・オフできる場合があります(クーリング・オフ期間は契約書を受け取った日を含め、8日間以内です)。
ひとりで悩まず、相談してください。
不審に思った場合や、トラブルにあった場合は、消費生活センターに相談してください。
関連リンク
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
より良いホームページにするために、ページのご感想をお聞かせください。
このページに関するお問い合わせ
伊勢市消費生活センター(商工労政課内)
〒516-8601
三重県伊勢市岩渕1丁目7番29号
東館3階
電話:0596-21-5717
ファクス:0596-22-5014
伊勢市消費生活センター(商工労政課内)へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。
※消費生活に関するご相談は、伊勢市・志摩市・鳥羽市・玉城町・南伊勢町・大紀町に在住の人に限ります。それ以外の人は、「消費者ホットライン」【電話:188(全国共通)】をご利用ください。