支援金詐欺に注意!
「支援金詐欺」とは、支援を持ちかけておきながら、手数料や保険料などの名目でお金をだまし取る詐欺です。
- 「あなたには支援金を受け取る権利があります」
- 「遺産を受け取ってください」
- 「私は過去に支援金に助けられました。今度は私が支援する番です」
などのメールをきっかけに、被害にあっています。
- 専用サイトに登録させ、サイトへの登録料や有料ポイントを購入させる(クレジット決済)。
- コンビニなどで電子マネーを購入させ、その利用に必要な番号を聞き出す。
などの手口で、お金をだまし取られます。
支援金詐欺メールの種類
(1)支援団体を名乗るパターン
- 「お困りの方が受け取れる支援金があります」というメールやメッセージを送ってくる。
- 「シングルマザーのための支援金」や、「高齢者のための支援」「新型コロナが原因の生活困窮者のための支援」をかたる。
- 災害などの「支援団体」を名乗り、寄付を求める。
(2)「相続税対策として財産を受け取ってほしい」というパターン
(3)資産家(支援家)を装い、支援や相談を装うパターン
- 「自分にはこれ以上のお金が必要ないので、若い人を応援したい」
- 「困っている人を助けたいので、相談してほしい」
- 「私も支援金に助けられました。今度は私が支援する番です」
典型的な手口
- 迷惑メールなどで支援を持ちかける。
↓ 返信や電話をする。 - 詐欺サイトへ誘導される。
↓ 個人情報を入力し、サイトに登録する。 - 「サイトの登録料」を請求される。
↓ 「サイト登録料」を支払う。 - 「事務手数料」などの名目で有料ポイントを買うように言われる。
↓ 有料ポイントの購入をためらう。 - 他の利用者を装い、支払いを勧めてくる。
「あなたが受け取らないと、他の人も受け取れなくなる。」
「私は100万円受け取りました。とても助かりました。」
「あなたも早く受け取ったほうがいいですよ。」など。
↓ 有料ポイントを購入。 - いろいろな名目で次々と請求される(後から返金されると説明される場合も)。
↓
気が付いた時には、短期間に数百万円の被害にあっている。
支援金詐欺にあわないために
- うまい話を持ちかけられたら詐欺を疑う。
- 迷惑メールや身に覚えのないメール(間違いメール)には、絶対に「返信しない」「URLにアクセスしない」。
- 送金する前に相談する。
- 相手の情報を検索して、確認する。
支援金詐欺にあってしまったら
- 警察に相談する。
- 銀行振り込みで入金した場合は、振込先の金融機関に相談する。
(振り込め詐欺救済法の適用により、返金される可能性があります。) - クレジットカードで決済した場合は、クレジットカード会社に相談する。
- 消費生活センターに相談する。
- フィッシングメールや詐欺メールが大量に届くようになるので、メールアドレスの変更や受信拒否設定などを検討する。
相談の際の注意事項
- 支援金詐欺のきっかけになったメールを保存しておきましょう。
- 詐欺サイト内でのメッセージのやりとりは、スクリーンショットを撮って保存しておきましょう。
(サイト内のメッセージは、事業者により全部消される可能性があります。) - 銀行振込時の振込票、コンビニなどで発行された電子マネーの管理番号が書いてある紙、クレジットカードの利用明細書などの「入金が確認できるもの」は保管しておき、相談の際に持ってきてください。
融資金詐欺にも注意!
融資を申し込んだら、逆に「保証金」や「保証供託金」の入金を求められ、だまし取られる「融資保証金詐欺」もあります。
「信用実績を作るため、先にお金を振り込んでください。」「保証金は融資金に上乗せして入金します。」などと、お金を振り込むように言われますが、事業者からお金が入金されることはありません。
金融庁に登録のない貸金業者からは、融資を受けないようにしましょう。
一人で悩まず、まずはご相談ください!
「支援金詐欺にあった!」「融資保証金詐欺にあったかも」という場合は、できるだけ早く、消費生活センターに相談してください。
より良いホームページにするために、ページのご感想をお聞かせください。
このページに関するお問い合わせ
伊勢市消費生活センター(商工労政課内)
〒516-8601
三重県伊勢市岩渕1丁目7番29号
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ファクス:0596-22-5014
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