2022年2月3日 電気・ガスの契約に関する相談が多く寄せられています
相談が増加しています
「電気代が安くなるという電話がよくかかってくるが、信用できるか。」「ガス代が安くなると近所を回っている業者がいるが信用できるか。」という相談の電話が、伊勢市消費生活センターにはよくかかってきます。
個々の事業者の信用性は消費生活センターではわかりませんが、「現在契約中の電力会社からの電話だと勘違いして、新電力の会社と契約してしまった。」と相談に来られる方も多いです。
契約した覚えがないのに、事業者から『契約内容のご案内』などの書類が届いた場合は、すぐ消費生活センターに相談してください。
プロパンガスの契約変更
プロパンガスの契約を変更する際は、変更の契約前に、現在契約中のガス会社の契約書を確認し、設備の撤去費用などは必要か、違約金はかからないか、などを確認してください。
(契約書を紛失した場合は、再発行してもらうか、現在の契約先に問い合わせてください。)
最初の数か月は今の契約より安いが、その後値上がりする場合もありますので、契約前に必ず確認してください。
電力会社の契約変更
《注意》知らないうちに電力会社が変わっていた!
- 現在契約中の電力会社名
- 現在の電力会社のお客様番号
- 供給地点特定番号
これらがわかれば、電力会社の契約変更ができます。
勧誘の電話に「現在の電力会社のお客様番号」を伝えてしまった場合、契約変更手続きがされ、契約書が送られてくる場合があります。
「訪問してきたセールスに検針票を見せたら、契約したことになっていた。」という相談事例もあります。
検針票は安易に見せないように気を付けてください。
新電力会社と契約時の注意事項
新電力の会社に契約を変更するにあたり、
- 使用中の電気メーターが『スマートメーター』の場合、電気の切替工事は必要ありません。
- 使用中の電気メーターがスマートメーターでない場合は、メーター取り換え工事を行う場合があります。(スマートメーターへの切替工事は現在契約中の電力会社が行います。現在契約中の電力会社から工事のお知らせがあります。原則無料ですが、工事費用が発生する場合もあります。)
また、家族の人数やライフスタイルなどによっても最適な電力料金プランは変わってきます。
料金比較サイトなどでシミュレーションし、よく考えてから契約しましょう。
新電力会社と契約時に確認
- 解約時に、違約金が発生する場合があります。(契約書の内容を確認してください)
- アパートなどの集合住宅の場合、一括契約になっていて電力会社を自由に選べない場合があります。(新電力会社と契約前に、管理会社や大家さんに確認してください。)
- 倒産や撤退のリスクはゼロではありません。(倒産により、直ちに電気の供給が停止することはありません。)
- 市場連動型プラン(注1)は、電気料金が高騰する場合があります。
(注1)市場連動型プラン
電気料金が日本卸電力取引所での取引価格に連動して決まるプランです。余剰電力が発生している時は、電気代は安くなりますが、冬季に寒波が到来するなど電力需要が急増した場合、電気の取引価格は高騰し、電力料金も連動して高くなります。電力会社によっては、異常高騰時は追加料金を請求しないというケースもありますので、契約書の内容をよく確認してください。
Q&A(経済産業省 資源エネルギー庁ホームページより)
- 電力会社によって電気の品質に違いはあるの?
(答え)電力会社による品質の違いはありません。
「配送電線」は大手電力会社がこれまで通りの供給を行っています。したがって、基本的に電力会社の違い による供給不安定や停電ということはありません。 - 周波数が違う地域も利用可能?
(答え)東日本・西日本に関係なく、供給地域内であればどの電力会社とも契約できます。
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このページに関するお問い合わせ
伊勢市消費生活センター(商工労政課内)
〒516-8601
三重県伊勢市岩渕1丁目7番29号
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電話:0596-21-5717
ファクス:0596-22-5014
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